ブラッド・ピット×ジョージ・クルーニー×ジョン・マルコヴィッチ豪華競演
『ノーカントリー』でアカデミー賞作品賞&監督賞&脚色賞受賞
ジョエル&イーサン・コーエン監督 待望の最新作!!

この度、ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコヴィッチ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントンの超豪華キャスト共演、アカデミー賞作品賞受賞監督ジョエル&イーサン・コーエン待望の次回作、 『バーン・アフター・リーディング』(原題)が、第65回ヴェネチア国際映画祭のオープニング作品として上映される運びとなりました。
CIAの国家機密を巡っておバカな人々が国家規模の大騒動を繰り広げるスパイラル・クライム・コメディである本作は、コーエン兄弟がもっとも得意とするクライム・コメディのジャンルで、早くも2年連続アカデミー賞受賞の声も出るほどの高い完成度を誇る、いわばコーエン兄弟の真骨頂とも呼べる作品です。

また、イタリア時間8月27日(水)11時半(日本時間同日18時半)より本作の記者会見が、監督のコーエン兄弟、ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントンが参加し執り行われました。

参加者:ブラッド・ピット/ジョージ・クルーニー/フランシス・マクドーマンド/ティルダ・スウィントン/イーサン&ジョエル・コーエン兄弟

ヴェネチア国際映画祭初日にして、最大の目玉イベントとして、非常に注目度が高かった本作。イギリスなどヨーロッパのマスコミの人たちも、この作品のためだけに取材に訪れ、そのまま帰っていくなど、会見場は200人キャパシティの会見場にジャーナリストが詰め掛け、入場できないマスコミもいるなど熱気で溢れかえっていました。

会見内容:※終始ジョージ・クルーニー中心で進み、ジョーク交じりの楽しい会見となりました。

監督:今回各キャストをアテ書きして脚本をつくった。

ブラピ:コーエン兄弟とは長年一緒に仕事をしたいと思ってきたから、連絡がきてすごく嬉しかった。ただ、アテ書きと聞いてうけとった脚本を読んだら、ビックリするようなおバカな役柄だった。これには困った。自分はこんなにおバカなやつだと思われていたのかと思っちゃった。

ジョージ:俺も、アテ書きしているといわれて脚本を渡されたのに、おバカな役だった。自分は長年一緒に仕事してきているのに、こんな風に思われていたのかと思った。今回の作品の中ではみんなほぼアドリブなく演じた。コーエン兄弟の作品は、そのままで成立しているから必要ないんだ。クランクアップの日に、「もうこんな役はやらないぞ!」と言ってやったよ。

監督:じゃあ、もうボクらの作品には出ないんだね(笑)

Q:(ブラピに)すでに4人子供がいて、今年2人生まれて6人の子供をもつことになったわけですが、まだ作る予定ですか?
(ジョージに)ブラピは結婚して、こんなに子供まで作っちゃってますが、あなたは興味ないの?
ジョージ:まさか、こんな質問されるなんて思ってもみなかったよ!(笑)そうだな、今日結婚して、子供もつくっちゃおうかな(笑)

ブラピ:(ジョージのコメントを受けて)じゃあ、僕は来年もう2人子供を作ろう!!(笑)

Q:現在の政治(オバマ体制)についてどう思うか?
ジョージ:いまアメリカは政治的に一番エキサイティングな状況にあると思っている。悲観している人がいるっていう話も聞くけど、僕はいい状況にあると思う。楽観的に見ているよ。(オバマを支持しているということを伝えた。)

ブラピ:自分もそう思う。(ジョージに賛同)

Q:ヴェネチアについて ※2人は前日に入って、募金を集める会を開いた。
2人とも2年連続の映画祭参加となる。(ジョージ『フィクサー』、ブラピ『ジェシー・ジェームズの暗殺』)
ジョージ:ヴェネチアには自宅があるから、よくいるよ。
ブラピ:南フランスに家があるから、よくヴェネチアも遊びにきているよ。