8月25日(月) 12:00〜 @吉祥寺ロンロン「花火のひろば」
登壇者:犬童一心監督、チビグーグー(猫)、吉祥寺ロンロン篠原副店長、杵築大社宮司・久保田

少女漫画界の巨星・大島弓子が、飼い猫たちとの愛しい日々を綴った自伝的人気エッセイ漫画を映画化した映画『グーグーだって猫である』が、いよいよ9月6日(土)に全国にて公開される。主演には小泉今日子、そして上野樹里、加瀬亮、森三中、林直次郎と豪華キャストが共演。
 本作は、吉祥寺を舞台にした映画で、武蔵野市より全面協力のもと撮られた作品。公開までに“街ぐるみ”の企画が数多く開催・予定されている第一弾として、本作の主役の1人である猫の「グーグー」を模した、史上初のアメリカン・ショートヘア柄の招き猫が、昨日8月25日(ニャンコの日)に吉祥寺ロンロン「花火の広場」に設置された。

“福を呼ぶ招き猫”として、監督とグーグーが見守る中、宮司さんにお越し頂き、監督が玉ぐしを納め本作の大ヒット祈願を行った。地元の約100名の観客に加え、通りがかりの人も子猫の存在を発見するや否や次々に足を止め「かわいい〜!」と黄色い歓声をあげ、会場を盛り上げていた。 

吉祥寺についての思い出を聞かれると、犬童一心監督は「私も吉祥寺に住んでいたことがありました。最初に来たのは73年、13歳の頃です。その頃に比べると吉祥寺もだいぶ変りましたね。法政一中・高に通っていて、いつもここ(ロンロン吉祥寺)を通って駅に向かっていました。当時は東京女子大の人に憧れていましたね。ここに東京女子大の学生はいないですか?」と懐かしさいっぱいに語った。

また、そんな吉祥寺を舞台にした映画を作った事に対して、「この映画を作ったのはまさに運命的ですね。昔の自分に自慢したいですよ」と映画に対する意気込みと自信をみせた。

いよいよ招き猫登場の幕引きの瞬間、犬童監督は子猫のグーグーにむかって、「似てなかったらどうしようね」と一言。子猫のグーグーは招き猫の登場を急かすように、終始「ミャー、ミャー」と可愛い声をあげていた。登場した招き猫に犬童監督は「微妙!」と正直な一言を述べながらも、この新待ち合わせスポットについて、「1回くらいはここで、誰かと待ち合わせしてみたいですね」と喜びの表情を浮かべた。
アメリカン・ショートヘアの招き猫は9月末まで設置される予定だ。