第44回金馬奨3部門受賞し、天才アーティスト、ジェイ・チョウが初監督に挑戦した、淡く切ない青春ラブストーリー『言えない秘密』。
主演のグイ・ルンメイが初日舞台挨拶に登壇、応援にグイ・ルンメイと同じ年で映画に共感したニューハーフで現役女子大生モデルの椿姫彩菜(24)もスペシャルゲストとして来場した。

会場には台湾の”長澤まさみ”と評される若手人気女優グイ・ルンメイ(24)が来場し、朝5時から並ぶほどの盛況で、ファンの声援にこたえて、舞台挨拶が行われた。
スペシャルゲストとして椿姫彩菜が来場し、花束贈呈を行い、会場はもりあがりました。

二人は、同じ年ということ以外にも、お互いに大学ではフランス文学を専攻したり、ピアノを習っているなど共通点も多く、意気投合し楽屋ではフランス語で会話するなど和やかな中イベントは行われた。

会場では、グイ・ルンメイは、約10ヶ月ぶりの来日に
「久しぶりに日本のファンの方とお会いできて嬉しいです。」と感激した様子。
「この作品では、単なる恋愛映画だけではなく、時間を越えてしか会えない切ない気持ちを
味わうことができる作品です。自分の初恋を思い出して欲しい。」
作品での裏話としては、「主演のジェイ・チョウ(29)が監督をしていることもあって、演じている人が目の前で「カット」と叫んでいたりして、面白い現場の雰囲気だった」

性同一性障害を抱え、現在は女子大生モデルとして活躍する椿姫彩菜は
「映画を見たら、興奮して寝れなくなるほど尾もそり買った。純情な気持ちを思い出させてくれる。映画の中のシャオユーを前にどきどきしてます。」と
椿姫の言えない秘密は、
「男子校だったので、恋愛をすること自体が秘密でした。引っ込み思案で告白してはいけないと思い、5年間で告白したのは1回だけでした。基本的に自分からは「言えない」です。
高校時代は一途に思いを持っていましたが、好きってことすら秘密でした。青春時代にこんな恋をしたかったなと思いましたし、映画のようにピアノがあったら弾いてみたいです。」
」とコメント。

女優挑戦について
「すごく共通点も多く、グイ・ルンメイに自分を重ね合わせて勝手に日本版のヒロインになった気持ち
で映画を見ていた。かわいらしくミステリアスで演じることをあこがれました。」