“やりすぎパワー”ウィル・スミス『ハンコック』先行上映舞台挨拶で最後のいたずら?
“やりすぎパワー”ゆえに嫌われ者の不死身のスーパーヒーローをウィル・スミスが熱演した映画『ハンコック』。8月30日(土)の公開初日に先駆け、8月23日(土)に本作の先行上映、そして上映前の舞台挨拶が、新宿ピカデリーにて行われた。
登壇者:ウィル・スミス、シャーリーズ・セロン ゲスト:眞木大輔(EXILE)
※舞台挨拶の模様は以下の通り
ウィル・スミス:「今日はみんな本当にありがとう!今日はみんなとこうやって一緒にいられる事が出来て、とてもハッピーだよ!!」
シャーリーズ・セロン:「今日は私もとても興奮しているわ!今日ここにいる皆さんが、日本で一番最初にこの映画を観てくれるのよね。とても楽しみだわ!」
司会:「実はお二人共、今日が最後のハンコックのプロモーション活動になるんですよね?」
ウィル・スミス:「そうなんだ。一番素晴らしい仕事を最後にとっておいたんだよ!(会場をぐるりと見渡すようにして)ここにいるみんな、美男美女ばかりだね!そんな皆さんの姿を写真に撮ってもいいかな?!」
そう言うとウィルは突然壇上から降り、前列のカメラマンの一人からカメラを借り、ウィル自ら観客の姿を激写するというパフォーマンスを披露!そんなウィルらしいファンサービスに、観客からは「グッジョブ!」との声援が。しかし、すかさず司会者から「ウィルさん、時間が押しているのでほどほどに‥」と注意を受けるなどして、会場の笑いを誘った。
そして今回、日本語吹き替え版で、シャーリーズ扮するメアリーの夫でもあるレイ(ジェイソン・ベイトマン)の声を担当したEXILEのMAKIDAIこと、眞木大輔さんが登場。
眞木大輔:「昔からウィルの大ファンで、今までの作品も全て観させてもらっています。こうやって一緒にステージに立てている事がすごく不思議。とても幸せです。」と語った。
ハンコックを観た感想を聞かれると、
「今回の作品は、アクションも斬新でハラハラドキドキするシーンがたくさんありました。そしてヒューマンドラマの要素もあって、主人公が成長していく姿には誰でも共感が持てると思います。ラストはすごく感動して‥、正直泣いちゃいましたね。」と告白。
その言葉を聞いたシャーリーズは、「この映画を観て泣ける人は、真の男だと思うわ!」と絶賛。
するとウィルもすかさず「僕も泣いたさ!」と必死にアピールするが、
「どうせ関係ない所で泣いたんでしょ?それじゃダメよ!」とシャーリーズに鋭く突っ込まれる一幕も。
舞台挨拶中、まるで夫婦漫才を見ているかのようなこういった2人のやり取りに、会場からは幾度となく笑いが沸き起こった。
最後のスチール撮影では、ウィルがファンの女性を壇上に上げ一緒に写真を撮るなどして、ファンにとっては大満足の舞台挨拶となったようだ。
(Report:澤井 のぞみ)