暑い夏を吹き飛ばす、大人の夏休み映画『ジャージの二人』。本作のスマッシュヒットを記念して、堺雅人演じる主人公の父役を演じた鮎川誠(シーナ&ロケッツ)と中村義洋監督による「お盆休み、大人の夏休み 〜ジャージな二人トークショー」を開催致しました。本作は7月19日恵比寿ガーデンシネマ、角川シネマ新宿、銀座テアトルシネマで公開。角川シネマ新宿シネマ2においては、公開1週間動員・興収の歴代1位の記録を叩きだした。現在も立見が出るほどの盛況。8月2日、川崎チネチッタ、名古屋センチュリーシネマ、 8月9日、横浜ニューテアトル、福岡KBCシネマで公開。各地好調スタートを切っている。今後は8月16日、札幌シアターキノ、梅田ガーデンシネマ、京都シネマ、シネ・リーブル神戸その後全国順次公開。前売券も好調に数字を伸ばしている。

中村監督:(角川シネマ新宿シネマ2の興収記録を塗り替えるなど、スマッシュ・ヒットとなって)とても嬉しいです。先日もこっそり劇場で観た時に、お客さんからくすくすと笑いが起きていて、とても嬉しかったです。(キャスティングについて)父親役を誰にしようかと考えているとき、やはり俳優という頭しかなく、鮎川さんにするという考えは当初まったくありませんでした。しかし、ふと鮎川さんのことを思った時に、これ以上に当てはまる人はいないんじゃないかとさっそくオファーしました。出ていただけるというのを聞いて、三軒茶屋の喫茶店で顔合わせをしたら、なんと「自信がないので嫌だ」と断られました(笑)。あの日の事は、今でも忘れずに覚えています。普通は俳優を役に近づけるけれど、今回は、父の役を鮎川さんに近づければ成功だと思いました。鮎川さんは、現場をすごく楽しんでくださっていて、逆に、深刻なシーンの時にも元気がありすぎて困ったこともありました(笑)。この映画を観て、涼しい気持ちになってくれたら、とても嬉しいです。今日はありがとうございました。

鮎川誠:みなさん、今日は来てくれてありがとう。僕の周りの人も、みんなこの映画を観て、おもしろかったと言ってくれるのでとても嬉しいです。オファーを頂いた時は、とても嬉しかったです。ただレコーディング作業が佳境にさしかかっていて、仕上げのタイミングだというのもあって非常に悩みました。また、今回の役はとても重要な役だったので、僕のシーンになって変になったらまずい、フィルムを無駄にしてはいけないと思いました。でも、今では監督に強引にくどいてもらって良かったと思います。現場で、監督を中心に、役者、スタッフが一丸となって作品に向き合っている姿はとても素晴らしいものでした。その一員になれてとても幸せです。この映画を、末永く愛してください。今日はありがとう。

恵比寿ガーデンシネマ、角川シネマ新宿、銀座テアトルシネマほか 絶賛公開中!