オリンピックが開催中の都内撮影所で、昨年ＴＶドラマとして話題となった『エリートヤンキー三郎』の映画化・製作現場記者会見が行われました。
偶然にも会見開始直前に、北京オリンピックで競泳の北島康介選手が１００メートルに続いて２００メートル平泳ぎでも金メダルを獲得したことも会見の話題に。ハチャメチャな明るい記者会見となりました。
JUNONスーパーボーイ・コンテスト・グランプリに輝き、テレビドラマで活躍中の主演の石黒英雄さんはドラマ版に続き「体力と精神勝負の毎日になると思ったので、もっと体力づくりをしなければと」と撮影終盤にかかり気合十分を見せ、インパルスの板倉俊之さんは「いやぁ〜、しかしオリンピックですよね〜。」とボケを披露し……共演の小沢仁志さんから「お前、ええかげんにせえよっ！」と突っ込まれる一幕。一緒に並ぶＶシネ帝王・竹内力さんは、日本刀を構えて微笑む和やかでハイテンションな会見でした。

唯一のヒロイン山本ひかるは、すらすらと軽快なコメントで「すごく出たかったこの映画に出演できたことが、うれしいです」とコメント。
出演者それぞれの武勇伝は？という質問に、原作にはない映画だけの新キャラクターを演じるなだぎ武さんは、「そりゃ、私の武勇伝は、友近を彼女にしたことですよねぇ。それに尽きると思います」彼女自慢。友近さんと共演経験のある竹内力さんが「彼女とは、共演したことがありますが、彼女はいい女性ですよ」とフォローを。
共演で極悪兄弟という設定の小沢仁志さんは「極悪兄弟という役柄になっていますが、実際は、お茶目で虫が怖くってそんな役柄なんです。」と、小沢和義さんは「監督の意見で今回、幼稚園児まで演じることになりました。来年春の公開が楽しみです」と風貌とは、かなり異なる内容になっている作品を演出するのは、数々のコミックのを実写化することで高い評価を得ている山口雄大監督。監督はは、映画化について「プロデューサーから好きに作っていいよ。といわれましたので、かなりはちゃめちゃな内容で僕の好みとか趣味などを取り入れています。現場では、派手にバカなことをやってもらっています。ヤンキーものなんですが、こんなのヤンキーものじゃないだろうといわれると思います。この手のテイストが好きな人には、はまると思います。」と完成が楽しみな内容になる予定。

映画『エリートヤンキー三郎』は2009年春公開予定

(Report:Yasuhiro Togawa)