忘れたとは言わせない・・。日本人スタッフ・キャストが作り上げた新たな恐怖<スピリチュアル・スリラー>。本作は、ファッション撮影の仕事とハネムーンを兼ねて東京へと赴いた新婚夫婦が巻き込まれる、究極の復讐劇を描いた、全米でスマッシュ・ヒットを記録した衝撃作である。その映画『シャッター』のジャパンプレミアが8月12日(火)に新木場にて、奥菜恵・落合正幸監督、一瀬隆重プロデューサーが参加し行われた。今回のジャパンプレミアの会場は、なんと新木場にある倉庫街!映画の雰囲気にぴったりな会場でをスタッフが懸命に探し見つけた場所であったという。

映画『シャッター』で奥菜恵は、初のハリウッド女優として参加した作品となった。
(奥菜)「本作でのオーディションの話を頂いて、まさかこの役に受かるとは思わず、このような機会に恵まれて本当に良かった。今回初のハリウッド女優としてのお仕事であったが、現場には日本スタッフいましたし、そこまで違和感はなかった。」

本作に関して、落合監督は、
「今回のテーマは、【心霊写真】。アメリカの霊というのは、攻撃的なポルターガイストというのが非常に多い。けれども、【ただいるだけで怖い】というのを伝えるようにした。そういったことを奥菜さんはうまく演じてくれた。」
と、奥菜恵の演技力に関して賞賛した。

アメリカでは3月に既に公開され、奥菜恵演じた「【メグミ】役」がかなりきていると話題であったようだ。役柄と同じ名前だったというのは、偶然のことであったという。

本作を演じるにあたり、心がけたということは、
(奥菜)「とにかく台詞のない中で、いかに【メグミ】が何を感じて、何を背負っているのかということに重きをおいた。」とのことである。

舞台挨拶の途中で、8月6日に29歳の誕生日を迎えた奥菜恵にサプライズのバースデープレゼントとして
花束の贈呈!!その花は、「白薔薇」と「グラジオス」。
「白薔薇」の花言葉は、「私はあなたにふさわしい」という劇中のメグミの情念の強い女性的な
部分をイメージしたという。
「グラジオス」の花言葉は、「忘却」。映画のテーマである「忘れたとは言わせない」にかけたものである。
非常に映画に凝ったサプライズプレゼントに奥菜恵は笑顔を浮かべた。

今後の抱負に関して、
(奥菜)「マイペースな性格なので、一つ一つの仕事に捧ぐのみ。今後も女優をつづけたい。」と答えた。

(Report:大倉真理子)