8月1日(金)のより絶賛中の全米No.1ヒット大作『インクレディブル・ハルク』。
アドレナリン急上昇のアクションと切ないラブストーリーを兼ね備えた本作。2日(土)に主人公ブルース・バナーの声優を務めた水嶋ヒロの舞台挨拶が行われた。
俳優として大活躍中の水嶋自身が「昔から大好きだったエドワード・ノートンの声に挑戦したことで、自分の成長にもつながった」と語る本作。ハリウッド映画の声優初挑戦の水嶋さんが本作の見所を大いに語ってくれた。

この日のチケットは発売からたった5分で完売! 会場には浴衣を着たり、特製の団扇を振ったりと、多くの女性ファンが詰め掛けた。そこで水嶋が登場するとわれんばかりの歓声に包まれた。

水嶋:みなさん映画はいかがでしたか?(会場から大きな拍手)。今日は最後まで楽しんでいってください。

司会:声優は初めてとか?
水嶋:そうなんです。今回初めてでですし、且つ大好きな俳優さんの声優をやらせていただけるということで、かなりテンションがあがってしまったのですが、うまくできたかなぁ……と。みなさんの反応もよさそうで、ちょっと安心しました。

司会:あっというまにチケットが売れたそうですよ。
水嶋:そうなんですか!みなさんありがとうございます。(会場拍手)

司会:難しかった点は?
水嶋:日本語の台詞のテンションと、役者さんのテンションがちょっと違うのでうまく気持ちを乗せてあてるというのが難しかったですね。

司会:予定の半分のたった2日で終わったとか。きっと勘がいいんですね!
水嶋:なんか今日は褒められる日みたいですね(笑)。でも実は泳げなかったり・・・ あ、どうでもいいですよね。(会場笑)

司会:もしハルクのようなパワーを持ったら?
水嶋:そうですね・・・ある街に邪魔な岩があって、どけたいけどどけられない、そういうときに活躍できればと。

司会:この映画はラブストーリーの要素もありますよね。許せない愛。ラブシーンもありましたし……
水嶋:とにかく役者さんたちの演技をみながら、自分がそうなったつもりでやろうと思いました。ラブシーンは……精一杯、リヴ・タイラーさんが目の前にいることをしっかりとイメージしながら演じました(照)

司会:エドワード・ノートンは大好きな俳優さんだとか。彼がハルクへ出演するのはちょっと意外?
水嶋:役者さんに影があると、すごく知りたくなってしまうんです、ノートンはまさに演技から影を感じる魅力的な俳優さんです。そうですね、これまでの作品とはちょっと違う作品ですね。

司会:おすすめのシーンは?
水嶋:個人的に好きなシチュエーションは、リヴが演じてた女性を影ながら探していて、でもハルクになってしまうため一歩踏み出せない。いつかバレてしまって距離がどんどん縮まっていくところ、あの流れが好きで、だたのアクシャン、あ、アクション(会場笑)映画だけではないたくさんの要素がある映画ですよね。好きな人が目の前にいたら、僕はきっとガマンできずにすぐに行ってしまいそうですよね。それにブルースは興奮したらダメ、じゃないですか(笑)

司会:普段はクールそう。ガーッと「ヨロシク!」っていうことなんてあるんですか?
水嶋:ヨロシクーーーー!(大声で・会場笑)
司会:思わず素顔が見れてしまいました。
水嶋:こんな子なんです。(笑)

司会:水嶋さんスタンスが独特ですよね。
水嶋:たくさんいる役者さんの仲でも、ちょっと違う味のある役者になりたいですね。スタイルを守るために自分で制御していかなければいけない人がたくさんいるけれど、僕はどっちかというとそういうのをぶち壊して生きたい人間なので。

司会:普段もこういう格好を?
水嶋:全くしないですね(笑)。みなさんの前にでるからには・・・と少し正装をしてみました。ちょっと夜な匂いがしますよね。。。(会場笑)

司会:最後にみなさんにメッセージを。
水嶋:切ないラブストーリーがあったり、ドラマがあったり、役者さんたちの素顔がみれているんじゃないかなぁと思える演技力があったりと、魅力たくさんの映画なので、とっても光栄です。大人から子供までみれるすごく良い作品です。今日をきっかけに、良い繋がりをみせて、どんどんたくさんの人に観てもらいたいので、ぜひ今日は帰られたらたくさんの人に伝えてくださいね。

この後客席のみなさんとジャンケンをし、見事最後まで残った5名の方にサイン入りのハルクTシャツをプレゼント。中には島根や山形から駆けつけた方もおり、全国的な人気を博している様子が伺えた。握手も交わしファンのみなさんとふれあった。最後に一言、今日の気持ちを聞かれた水嶋さんが「最高です!!!!」と大きく叫び、驚きと笑いの興奮の中、舞台挨拶イベントは終えた。