過激なバイオレンス描写が話題になり、YouTubeの予告編ダウンロード回数が100万ヒットを超え、今年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭2008でワールドプレミア上映され、世界の映画祭で上映されるや、その熱狂的なファンを生み続けている。
企画当初から「海外向けの作られた日本映画」であり、監督も「25箇所ほど日本では可笑しい描写をワザと取り入れてある」と暴力描写とスプラッターシーンが多い中、遊び心もあり、海外うけするような和のテイストでるヤクザ、ニンジャ、スシ、テンプラを笑えるようなテイストも盛りこんでいる。
すでに、全米ではDVDが発売されているが、映画祭での上映会場は、どこの国でもチケットは完売、“マシンガール”ファンを増やしている。
一般公開となった都内では、スタッフ・キャスト、製作をした米国からメディア・ブラスターズのエグゼクティブ・プロデューサーであるジョン・シラベラも来日し、舞台挨拶を行った。
監督・脚本の井口昇監督は、現在、俳優として参加している竹中直人監督作「山形スクリーム」の合間をぬっての参加、約1年半ぶりのキャストとの再会となった。
監督は「当初、日本で公開できないと思っていたのですが、この日を迎えることができてうれしいです」と語る。
上映前には特別映像「片腕マシンガール」の楽しみ方映像もつくので、必見。
まだまだ、マシンガール旋風は、日本だけでなく。世界中で話題をふりまくことでしょう。
現時点で、30箇所の映画祭と国内も全国のミニシアターで公開される予定です。

(Report:Yasuhiro Togawa)