6月13日に全米で公開されるやいなや、週末3日間で興行収入5450万ドルを突破し、初登場No.1の最高のオープニングを飾った『インクレディブル・ハルク』がついに日本でも8月1日(金)より、全国ロードショーとなる。

公開初日が迫った29日(火)にジャパンプレミアが行われた。日劇1ではハルクをイメージしたグリーンカーペットが一面に敷かれ、主演エドワード・ノートンと恋人役のリヴ・タイラーが姿を見せると観客たちは黄色い声をあげて興奮状態。
当日は、ハルクをこよなく愛する映画評論家のおすぎさんがナビゲーターとして、ハルクを演じたエドワード・ノートンにはもちろん、リヴ・タイラーにも多くの質問を投げかけた。

おすぎ:日本はどう?
エドワード・ノートン:(日本語で)好きだよ。でも(日本語)忘れた……(苦笑)
リヴ・タイラー:わたしは5回目の来日になるわ。日本は大好きよ。

おすぎ:あなたは日本に住んでいたことがあるのよね?
エドワード・ノートン:(日本語で)私は18年前に日本の大阪に4ヶ月ほど住んでいました。私の大阪の友達〜おーきに! まいど!!(会場から拍手)

おすぎ:リヴ・タイラーは5回目の来日だけど日本語はどう?
リヴ・タイラー:(日本語で)コンニチハ……
エドワード・ノートン:(日本語でリヴに)がんばって!

おすぎ:二人は初共演?
リヴ・タイラー:YES! パーティでは彼の姿を見たことがあったけど、共演は今回が初めて。ぜひ一度共演したいと思っていたの。

おすぎ:共演してみてどうだった?
エドワード・ノートン:とてもすばらしい人だよ。彼女がこの企画に参加するのを知っていたから、脚本を書くときも“雨の中を一緒に走ってキスを交わす”という構想を思い描いていたんだ。せっかく彼女と共演できるのだから、この機会を逃すものかってね!(笑)
リヴ・タイラー:エドワード・ノートンとはとても楽しい時間を過ごせてうれしかったわ。

おすぎ:そもそもなぜ“ハルク”を演じようと思ったの?
エドワード・ノートン:自分でも信じられないけど、スーパーヒーローの役もたまにはいいかなって思ったんだ(笑)

おすぎ:エンドワード・ノートン演じる科学者ブルース・バナーはハルクに変身してしまうけど、変身しても愛は変わらないと思う?
リヴ・タイラー:もちろん大切なのは心。ブルースのきれいな心はハルクにも反映されているしね。ブルースも好きだけど、ハルクはCGだと分かっていながらも表情の豊かさに惹かれてしまうの。

本作の大きなテーマは「愛」。マーベル・コミックから1962年原作が出版されて以来、怒りキャラ、キレキャラとして親しまれていたハルクが本作でどう変身を遂げるのか、非常に楽しみだ。

(Report:Naomi Kanno)