本日7月28日(月)、東京・ニッショーホールにて映画「ひゃくはち」のイベント試写会が行われた。
登壇者は主人公の斉藤嘉樹さんと中村蒼さんのふたりが生のブラスバンドの演奏に合わせて、映画の中でも披露している京浜サンバ(補欠がレギュラーを応援する踊り)を踊った。

8/2に開幕する甲子園へ向けて、主演のふたりがからも球児たちへ熱いエールが送られた。この映画「ひゃくはち」も、今年の甲子園同様、涙なくしては見られない!!!

<舞台挨拶>>
斉藤嘉樹(以下、斉藤):雅人役をやらせて頂いた斉藤嘉樹です。今日はよろしくお願い致します。
中村蒼(以下、中村):ノブ役をやらせて頂いた中村蒼です。今日はこんなにたくさんの方にお越し頂き嬉しいです。

−−本格的な野球シーンを撮影する為にかなり厳しい野球の特訓をされたそうですが

斉藤:ほんとうに「優しい」監督で、初日の練習から3時間ずっと走らされて。次の日は足がパンパンになってしまいました。本当に「優しい」監督です。(笑)
中村:練習もきつくて大変だったけど、だからこそどんな作品にも負けない、映画になったと思います。

−−甲子園常連の強豪校で必死にベンチ入りを目指す補欠部員ですが、エースでも、ヒーローでもない高校球児を演じてみて感じたことは?

斉藤:エースでもヒーローでもない補欠。そんな補欠だって頑張って必死になって野球をやっているんだということを、この映画を通して学びました。それまでは、ベンチの球児の存在など気にしていなかったけど、今は野球を見てても補欠にばかり目がいってしまいます。
中村:この映画に出会えたことで、レギュラーにも、補欠にも感動的なドラマがあるんだってことが身にしみて分かりました。この「ひゃくはち」は、今まで描かれてこなかった補欠球児たちの熱い青春が描かれています。
今年は、甲子園を見るのがとても楽しみです。

−−甲子園出場校が決定しましたが、同世代のお2人から高校球児のみなさんに応援メッセージを御願いします。

斉藤:甲子園に出場している補欠だって、みんな頑張っているし、強い。今まで練習してきたものを甲子園ですべて出し切ってください。
中村:悔いのないように、全力で皆さん頑張ってください。

今回のブラスバンドの指揮者である世界で活躍する斉藤一郎さんは
「明治大学が高校野球で初めてブラスバンドを取り入れた。
彼らはうまくはなくても、魂を持ってやっているからこそ、その熱い想いが、球児たちに届くのだと思う。
甲子園というものは、そんな彼らから元気をもらえるまさに夏の風物詩。みんなの一生懸命な姿に元気をもらいますね」