7月26日(土)クリエイターが映画人に劇場用長編デジタルシネマの「企画」プレゼンテーションを行うプログラム、D-コンテンツマーケット2008が行われた。
映像業界関係者などの参観を募り、クリエイターとの引き合わせ、ビジネスマッチングを図ることを目的としている。多くの映画人が集まる中、ビジュアルプレゼンテーションを行ったクリエイターは8人だ。

小原剛さん(企画「REAL FIGHT ONLINE」)
湯本美谷子さん(企画「Re:」)
柳川薫平さん(企画「夏、キャッチボールをもう一度」
園田新さん(企画「アンリアルリアル」)
小林でびさん(企画「もちもちモンスター」)
セシリア亜美・北島さん(企画「明日への序曲」)
牧田浩平さん(企画「先生、さようなら」)
山下よしこさん(企画「ギャル帝国 ワールドorギャル」)

各自企画コンセプト、映画を見せたいターゲット、プロモーション、あらすじ、人物相関図、暫定予算などが具体的に語られた。
どの企画も日本の社会問題が背景になっているのが印象的だった。物語の舞台が現代の日本であり、「今の日本に見せたい映画」であることを熱く語った。
しかし、物語は十人十色ならぬ「八人八色。」まさにクリエイターそれぞれの素材が光る企画であり、意気込みを感じた。
プレゼンテーション終了後はクリエイターと映像事業者との交流会が開催され、両者にとって充実したプログラムとなった。

(Report:Hiromi Kato)