『ジョゼと虎と魚たち』『メゾン・ド・ヒミコ』の渡辺あやが描く、
二人の青年の成長と友情の物語

大学生の恒夫と足の不自由な少女・ジョゼの恋愛を静かに丁寧に描く『ジョゼと虎と魚たち』(2003年)、優しさと残酷さが同居する重層的なシナリオが高い評価を受けた『メゾン・ド・ヒミコ』(2005年)の2作は韓国でも大ヒットとなり、その両作の脚本を手がけた渡辺あやに、韓国の映画会社クラゼピクチャーズから熱烈なラブコールがあり、本作の企画が実現した。さらに、主演俳優には韓国でも大人気の妻夫木聡がキャスティングされ、オリジナルストーリーでの映画化が実現した。

 主演の二人には、日韓の若手トップ俳優が集結。亨役には、2009年のNHK大河ドラマ「天地人」主演で、さらなる注目の集まる妻夫木聡。ヒョング役には、2008年2月に公開され興行成績No.1を記録した韓国映画『THE CHASER(原題)』(2009年日本公開)に主演し、韓国でも一躍注目を浴び、多大なる期待をうけるハ・ジョンウ。日韓の映画界を担う若手男優二人の奇跡的な競演が実現。

妻夫木さん、ハ・ジョンウさんからのコメント
Q1 妻夫木さんへ
今回の役作りで大切にしていることは
「あまり縛られずに自由にいることを常に頭に置いています。どの芝居でも柔軟に自分だけじゃなく、みんなで作りあげていくことですかね。」

Q2妻夫木さんへ
韓国語の練習はどのくらいされましたか?
「撮影の一ヶ月くらいから始めて、さすがに会話をするくらいうまくはないですが、芝居の上ではokを貰えるようになりました。言葉を理解しないと役になりきれないので、ひとつひとつの言葉を身につけて撮影に入るためにも、一ヶ月間はしっかり練習しました。あまり他の国の言葉を使った芝居はないので、良い刺激になりました。」

Q3ハジョン・ウさんへ
妻夫木さんの韓国語はいかかですか?
「外国語でも難しいセリフがありながらもしっかり感情移入できていて、一緒に演じていて楽しいです。」

Q4 撮影以外で、二人は仲が良いのですか?
妻「一緒にお酒を飲んだりして、あまり意識しないうちに仲良くなってました。二人で飲むと歯止めがきかなくて、大体飲みすぎてしまうんですけどね 笑」

二人からコメント
「来年公開の『ノーボーイズ、ノークライ』、楽しみにしていて下さい!」