前売券発売から15分で完売!! 映画『ジャージの二人』初日舞台挨拶に監督・キャスト勢ぞろい
映画『ジャージの二人』が7月19日(土)より、恵比寿ガーデンシネマ、角川シネマ新宿、銀座テアトルシネマにて公開となった。初日舞台挨拶には、主演の堺雅人を始め、共演の鮎川誠、水野美紀、田中あさみ、ダンカン、大楠道代、中村義洋監督が舞台挨拶登壇。前売券は発売から15分で完売。上映前から熱気に包まれた場内は、出演者の登場によりピークに達し、盛大な拍手と歓声が湧き起こった。
本作は、それぞれに悩みを抱える主人公とその父親が、北軽井沢で過ごす「何もしない」夏休みを丁寧に描いている。山荘を訪れる主人公の妻や、ちょっと不思議な隣人、父の友人や、母違いの妹。彼らとの交流を通して、問題を先送りにしていた「僕」と「父」ちょっとだけ前に進む姿に、爽やかで温かな気持ちになれる作品だ。
■堺雅人(息子/僕)
(最初に映画を観た時)思い出の写真をめくる気分になりました。ここしばらく、今日の初日のことばかりを考えていたので、夏の予定がありません(笑)。山荘で過ごすのもいいと思っていたのですが、掃除や洗濯がけっこう大変なので、東京で過ごします。こんなにたくさんの方にお越し頂いて嬉しいです。暑くて耐えられない時は、この映画で涼みにきてください。
■鮎川誠(父親)
盛大な初日を迎えられてありがとうございます! ご覧頂いたとおり、カッコいいジャージです! 夏はロックですが、せめて部屋ではジャージで過ごしたいです。皆さん、何度も観にきてね!
■水野美紀(息子の妻)
最初は鮎川さんがジャージを着るイメージがわかなかったのですが、現場では自然に着こなされていました。夫(堺さん)の方は見事に「ジャージに着られている感」があって面白かったです(笑)。でも、素敵なダンナ様でした。
■田中あさみ(花子/僕の母違いの妹)
撮影中に堺さんと鮎川さんに夏休みの宿題をみて頂きました。カッコいい兄と父がいる花子は幸せですね。
■ダンカン(岡田さん)
「立て板に水」ということわざがありますが、撮影中の鮎川さんはなかなかセリフが出てこなくて「横板にアロンアルファ」でした。(鮎川さん受けて「アロンアルファです(笑)」。この二人(堺さん、鮎川さん)だからこそできた映画です。
■大楠道代(遠山さん)
涼しくて、おいしいものをいっぱい食べられて、幸せな撮影でした。男性は皆さんジャージと伺ったので、「遠山さん」は華やかな色の衣装を、と監督とお話して今回の衣装になりました。
■中村義洋監督
暑いときに観て頂きたい映画です。原作に何も足さないことを気をつけました。気にいって頂けたら、CG超大作が好きな方にあえて勧めてみてください(笑)。今日はありがとうございました!
今後は、8/2(土)より川崎チネチッタ、名古屋センチュリーシネマ、8/9(土)から福岡KBCシネマ、8/16(土)より札幌シアターキノ、8月中には横浜ニューテアトル、梅田ガーデンシネマ、京都シネマ、シネ・リーブル神戸その他全国順次公開を予定している。