“きみがいてくれて、ありがとう——” 大切な人への感謝の気持ちが溢れ出す、珠玉の感動作『きみの友だち』(廣木隆一監督)の山梨先行公開が始まりました。

当日6/21(土)にキャスト・監督が山梨入りし、グランパーク東宝8での1回目上映後に舞台挨拶を行いました。
10代のキャスト、石橋杏奈・北浦愛、そして廣木隆一監督が並んだ舞台挨拶では、終始映画を観終わった観客の皆さんの笑顔も絶えず、撮影時のエキストラの学生も観客として来場するなど、とても和やかな雰囲気の中終了いたしました。

Q.全編山梨ロケで撮影されていますが、なぜ山梨を選んだのでしょう?

廣木隆一監督——-
重松さんの原作には地名が出てこないので、関東の色んな場所をロケして決めました。甲府の町は知らなかったのですが、山の上から見たら電車が走ったりグラウンドが見えたり公園があったりと・・こういうところで登場人物たちが生きているのかなと思いました。

Q.撮影地・山梨で心に残った思い出は有りましたか?

石橋杏奈(主演/恵美役)——-
山梨は空気がきれいで、私は自然が好き。
撮影地では公園が気に入りました。駄菓子屋さんにもよく行きました。
撮影が終わると「かしわめし」を買って、よく持ち帰ってみんなで食べていました。

北浦愛(由香役)——-
教室から目の前に見える富士山が、すごく近くて嬉しかったです。

Q.役を演じた感想は?

石橋—–
(14歳〜20歳までを演じていることについて)
演技の経験がなかったので、髪を切って茶色くしたら大人になれた感じがしました(笑)。

監督——–
撮影途中で髪とメイクを変えたのですが、それだけで変わってくれて、すごいと思いました。

北浦——–
監督からの指示は特に有りませんでした。
由香が持っている“芯の強さ”は自分と似ているなと思いました。

Q.みなさんにとって「友だち」とは何ですか?

監督——–
「きみの友だち」は友情論や、友だちがいないとだめ、ということではなく「いつかできるよ」というメッセージを伝えられればと思っています。

石橋——–
今の自分は友だちがいなかったらなかったなと思っています。

北浦——–
何があっても自分の心から消えない大切な存在です。

以上