5月22日に全米公開をし、週末4日間で興行収入1億2600万ドルという「インディ・ジョーンズ」シリーズ最高の記録でのスタートとなった、全世界のインディファン待望の新作「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」。すでに世界63カ国でNo.1を記録!6月21日の日本公開を前に、ハリソン・フォード、カレン・アレン、ジョージ・ルーカス(原案・ストーリー・製作総指揮)、キャスリーン・ケネディ(製作総指揮)、フランク・マーシャル(製作)が来日し、4日、都内で記者会見を行った。

19年ぶりに復活したインディの注目度はやはり高く、会場は800人強の報道陣で埋め尽くされ熱気にあふれていた。スティーブン・スピルバーグ監督はお子さんの卒業式が明日ということで来日できなかったが、初来日となるカレン・アレンを含め皆、日本に訪れることができたことを非常に喜んでいる様子だった。

Q:次回作のインディを日本で撮影してくれませんか?

ジョージ「いろいろなことに時間がかかるんだ。宝を決めるにも時間がかかる。今はまだ特にプランはないよ。また新しいアイディアが浮かべば、日本で撮影するのも素晴らしいと思うよ。」

ハリソン「日本が大好きだし、日本で撮影するのもいいんじゃないかな。日本は素晴らしいサポートをしてくれると思うよ。ただ、ジョージが行ったようにステップバイステップで今ようやく新作が完成したばかりなので、考えるまでにもう少し時間がほしいな。」

Q:19年たったインディ(ハリソン・フォード)を見て素直な感想は?

フランク「何も変わってないと思ったよ。3作目からすぐ4作目に入ったような感じだね。」

キャスリーン「カメラテストの際、ハリソンが帽子をかぶって、彼に照明が照らされた瞬間19年前に遡った気持ちになりました。皆さんもこの映画をご覧になって同じ気持ちになるのではないかと思います。」

ジョージ「ハリソンがインディの格好をした瞬間、タイムスリップしたようで特別な瞬間だったよ。魔法のほうな瞬間さ。」

ハリソン「この役を演じる喜びの一つは、ジョージ、スティーブンと再び仕事ができるということです。彼らを取り巻くチームは本当に素晴らしく、もちろんキャストも素晴らしいので一緒に仕事ができて楽しかったんだ。クリスマスの朝を迎えたような、本当にドキドキする瞬間だったよ。楽しいおもちゃをたくさんもらって、それらと遊んでいるような気持ちで撮影に挑んだのさ。」

Q:本作の見どころ、気に入っているシーンは?

フランク「僕は虫が大好きなんだ。全ての映画で蛇やネズミなどを出すんだけど今回はアリだった。だからアリのシーンが気に入っているよ。」

キャスリーン「3つの滝を渡る滝のシーンです。素晴らしいロケーションだったんです。すごいアイディアだったと思います。」

ジョージ「最初の倉庫のシーンが気に入っているよ。これまでに見たことがあるシーンだよね。宝物があの中に眠っていると確認されている場所だ。そこが一番気に入っているよ。」

カレン「いっぱいあるのでどれがいいか・・・大好きなシーンがたくさんあるんです。ひとつ選ぶとしたら、砂に入り込んでしまうシーンです。インディがどうやってそこから救い出されるかというのがおもしろいです。」

ハリソン「僕の大好きなシーンは、インディとマリオンの再会のシーンだよ。長い間会っていなかった2人が再会するあのシーンは、エモーショナルなリアリティが含まれていてそこがとても良く描かれているんだ。」

(Report:Aya M)