工藤夕貴17年ぶりの主演作!『春よこい』凱旋披露試写会
なんと日本映画の主演は実に17年ぶりとなった工藤夕貴主演の『春よこい』。映画は昭和晩年の佐賀県唐津市呼子町が舞台となっており、海辺の風景の中、人間味あふれる人々に見守られながら強い絆で結ばれた母と子を描いた感動作。
この作品の凱旋披露試写会が26日よみうりホールにて開催され、工藤夕貴、時任三郎、小清水一揮、宇崎竜童、高橋ひとみ、犬塚弘、監督の三枝健起が舞台挨拶を行った。
工藤は真赤なドレスを着て華やかに登場(このドレスのコンセプトは金目鯛だそう)。「地味な映画なので、こんなにたくさんの方に観に来ていただけて、胸がいっぱいです。台本を読んだ時から心を打たれ、私は家族ものに弱いので、この作品に出会えて本当に良かったなと思います。」と久々の主演作の公開に感動もひとしおな様子。
息子役を演じた小清水一揮は「お母さんの工藤さんは、撮影中ピリ辛のカレーを作ってくれてとてもおいしかったです。お父さんの時任さんは公園で一緒に遊んで転げ回ったことがとても楽しくて印象に残っています。」と舞台裏での様子を語ってくれた。
この日のムードメーカーだった宇崎竜童は常に観客の笑いを誘いながら「非常にセリフの少ない役だったんです。なので引き受けました。しかし監督が「前の晩考えたんだけど。」と言いどんどんセリフが増えていきました。」と苦労話をポロリ。
舞台挨拶の最後には場内に大漁旗が現れ、工藤と時任もこの映画のヒットを願い力を込めて大漁旗を振った。
(Report:Aya M)