「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」でお馴染みの、“キスおばちゃん”こと浅見千代子が映画初主演を果たした『少林老女』の初日舞台挨拶が24日に行われた。106キャパの会場には浅見見たさに132名もの人が押し寄せ、立ち見の超満員。そんな中、登壇したのは主演の浅見千代子をはじめ長澤奈央、千太郎、監督の寺内康太郎、大橋孝史プロデューサー。

浅見(通訳:大橋プロデューサー)「この映画は私の冥土の土産になりました。膝が悪いので大変でした。(本作では喋らない役ですが)、本当はめちゃくちゃ喋って、しかも声が大きいんですよ(笑)。ラブシーンを観てください」

長澤「先日、完成披露試写会があったんですが、次の日に周りの人からすごい反響があって、私は今年で芸歴9年なんですが、こんなに反響があったのは初めてでした。よく“面白いの?”と聞かれますが、まず観てください!! と言っていました。本日こんなにたくさんのお客様にお越しいただいて本当に嬉しいです」

千太郎「僕はこの映画で初めての事をやらせていただきまして……実は主題歌を歌うことになりました。またこの歌がすごい曲なんです(笑)。決して、某黒人演歌歌手の後を追っている訳ではないと強く言っておきます!(笑)」

寺内監督「もっと相手にされないと思っていたのですが、「少林少女VS少林老女」とか言っていただいて、本当に奇跡だなと思いました」

〜お客さんからの質問コーナー〜
Q.浅見さんに彼氏はいますか?
A.これはノーコメントで! ……やっぱりいません。

Q.長澤さんへ。インパクトの強い浅見さんに対し、インパクトを残せるように気を付けた点はありますか?
A.完全にインパクトは浅見さんに持っていかれてしまったので、私はあえて面白いことをせずにアクションしかやっていないです!面白さと存在感は勝てませんが、アクションの場面で印象に残してもらえたらと思います。

Q.浅見さんへ。初キッスはいつですか? そしてどんな味がしましたか?
A.23歳で、味なんか良くないわよ。

Q.長澤さん、千太郎さん、監督へ。浅見さんと共演して学んだことは?
長澤:すごく周りに気を使える素敵な女性だったので、浅見さんみたいな女性になりたいと思いました。
千太郎:膝が全然動かなくても映画の主演を張れるという事が分かりました(笑)。
寺内:映画の中にも「奇跡」というものが存在するんだということが分かりました。