ジャック・ブラック、着ぐるみパンダのメタボリックなお腹に負けない大迫力!!

ドリームワークスが送る最新CGアニメーション映画、『カンフー・パンダ』が第61回カンヌ国際映画祭特別上映作品に選ばれ、現地時間16日(木)18:30〜、声優を務めるジャック・ブラック、ダスティン・ホフマン、アンジェリーナ・ジョリーらと共に日本語吹替版声優のTOKIOの山口達也がカンヌ国際映画祭レッドカーペットに参加。
当日はメタボなお腹の着ぐるみパンダ ポー&ジャック・ブラックが、こちらも双子妊娠中でお腹がビッグなアンジェリーナ・ジョリーをエスコートして登場。待望のブラッド・ピットとの2ショットも実現するなど大盛況のレッドカーペットとなりました。

<記者会見レポート>

現地時間15日(木)15:00〜開催された「公式記者会見」では、J・ブラック、
アンジェリーナ・ジョリー、ダスティン・ホフマン、ルーシー・リュー達豪華俳優陣が揃いました。
中でも、やはり話題が集まったのは双子を妊娠中のアンジェリーナ・ジョリー。

DW最高責任者ジェフリー・カッツェンバーグから、「8月29日が予定日では?」との問いに、「お腹にいますよ。夫(ブラピ)も一緒に来ているので、今は子供の世話をしている。3人の子供も既に『カンフー・パンダ』を観て、とっても喜んでいた。とても大きな作品なので、これから産まれてくる子供に見せたいし、作品には素晴らしいメッセージが込められている。お母さんが安心して見せられる作品になっていて、この様な子供が喜んでくれる映画に参加出来た事を誇りに思っている。」と話った。

「UNCRなど国際的な社会活動の中、映画のプロモーション活動をしていていいのか?」という問いに対しては「私は色んな顔を持っている。アーティストとして沢山のジャーナリスト達と普段は話せない事を話したり、家では子供の世話をしているし。その様な活動も私にとっても大切。
今後も、ビルマなど難民活動をしていきたい。」と回答した。また、「この映画のテーマについて、“幸せならば太っていてもいい”というメッセージを世界中の肥満の人々に送っていることになるのか?」という記者の質問に対しては、「いいえ、あなたが他の人とは違うところ、あなたにしかない部分。それが何であれ、それを受け入れてあなた自身であるべきだわ」と “自分を信じることで誰もがヒーローになれる”という本作品のポジティブなメッセージを全世界へ発信した。

ジャック・ブラックは、ダスティン・ホフマンについて「この映画にとって恵まれていたのは、ダスティンがこの映画を単なるアニメと捉えず、他のどの映画とも同じように真剣に取り組んでくれたことだったと思う。それがアニメーターたちの刺激にとなった。俳優の持つスピリットが、アニメーションのキャラクターの演技を刺激したんだと思うよ。」と、と名優のダスティン・ホフマンが起用されたことで、更に完成度の高いアニメーションが出来たことに満足している様子でした。
最後にジェフリー・カッツェンバーグは、中国を舞台にしている本作を、
「中国4000年の歴史と文化へのオマージュ」と語ると共に、先日の四川大地震については
「せめてこの作品を観て、子どもたちが笑顔を取り戻してくれれば」と配慮を見せる一幕もあった。

映画『カンフー・パンダ』は7/26(土)丸の内ピカデリー1ほか全国超拡大ロードショー