シリーズ累計売上30万本、セクシー&バイオレンスの超人気ゲームが満を持して実写映画化された。日本刀を持った水着ギャルが、返り血を浴びながらゾンビを次々と斬り殺していくゲームソフトのシリーズだ。
17日、渋谷Q-AXシネマにて映画『お姉チャンバラ THE MOVIE』先行ロードショー舞台挨拶が行われ、最強のお姉チャン<彩>役の乙黒えりと、姉の殺害を企む妹<咲>役の中村知世ほか、脇知弘、福田陽平監督が登壇。

劇中衣裳のセクシーな水着姿で会場を沸かせた乙黒は、「今回の役は“最強のお姉チャン”ということで、いきなり水着ですが……(笑)、仕事で水着姿になるのは初めてだったので快感でした。思う存分、ゾンビを切らせていただきました」と笑顔で感想を述べ、同じく劇中衣裳のセーラー服で登場した中村は、「やっと公開になったなーと思います! あ、まだ公開じゃないけど(笑)。私も今日初めて観るので、皆さんと一緒にどこかで観ているかもしれません」と緊張気味に挨拶。

撮影は真冬、しかも刀を振り回すなどアクションシーンの連続でエピソードも盛りだくさんのようで、「妹<咲>との決闘シーンは大変だったけど、この水着姿で1週間過ごしたのが1番大変でした。気温は−5℃くらいしかなく、リップクリームもティッシュも全て凍ってしまうんです。ワイヤーにも吊られて涙を流しながらやりました。100人ゾンビと戦うシーンでも過呼吸をおこしそうになりましたよ」と過酷な撮影を振り返った。
しかし、共演者との仲は良好だったらしく、「よく皆でご飯交換をしました」と笑顔で語った。

凛とした表情で語る乙黒に対して、ほんわかムード漂わせる中村は「刀を使ったアクションは初めてで、練習しただけで筋肉痛になりました。体力維持が本当に大変だったけど、お姉チャン(乙黒えり)と仲良くできたことが1番楽しかったです。映画では敵対関係ですけど、裏では仲良しなんです」と乙黒とほほ笑みあう。

「前日に完成したばかり……」とホッとした表情の監督は、「乙黒さんもアテレコの時に、刀の代わりに傘を振り回しながら“アー! キャー!”言いながら本気で挑んだ作品です。皆さん、どうぞ楽しんでください」とアピールした。

今年、全米公開予定の『SHUTTER』、『少林少女』、『審理』と大作が控える乙黒えりと、年間アイドルDVD売上1位となり、今年は歌手デビューも果たした中村知世の一騎打ちは、本シリーズのファンでなくても必見!!

(Report:Naomi Kanno)