大阪を舞台にして、全編関西で撮影されるガチンコ青春ラブストーリー『ラブファイト』(2008年秋公開)。今年3月11日(火)に大阪府内でクランクインし、現在も関西各地で鋭意撮影を行っている。
主演は、若手俳優注目度ナンバーワンの林遣都(『バッテリー』)と北乃きい(『幸福な食卓』)。そして日本映画界になくてはならない俳優・大沢たかおが、 「“未来”へ向けて映画により深くチャレンジできることを探した結果、“プロデュース”という別の角度、新たな視点で映画を見つめたいと思った」という熱い想いで、俳優としてだけではなく、プロデューサーとして初参加!!
3月31日(月)、大阪府内の撮影現場にて主演の林遣都と北乃きいの囲み取材が行われた。

<全編関西弁>
全編大阪弁で撮影される本作。北乃は「撮影前から大阪の人と話して練習しました。でも、大阪の人が聞いてどう思うかは……」、一方の林は関西出身のため「素のままの自分で演技をすることに初めは違和感があったけど、今は自然に大阪弁を話しています」。ロケ弁にたこ焼きが出るなど、関西ロケならではの楽しみもあるのだとか。撮影は、大阪を中心に奈良・和歌山・神戸で行われ、関西ロケは先月11日〜今月10日までの予定。

<ボクシングについて>
昨年11月から、元日本チャンピオンの田端信之指導を受け、ボクシングのトレーニングを始めている二人。北乃は「撮影のために鍛えたので、気持ち悪いくらい腹筋が割れています(笑)。主にお腹の上の筋肉です。戦っている3分間の長さと、休憩の1分間の短さにビックリ!」と本格的なボクシングに挑んでいる。また、『バッテリー』や『ダイブ』(6月公開)などのスポーツ映画のイメージが強い林だが、「実は運動神経はあんまり。でも、ボクシングは楽しい」とコメントした。

<共演した印象>
互いに人見知りをしていたという二人だが、北乃は「同じ歳だし、同じO型だし、似ている部分も多くて気が合う。行動がかぶる時もある」、林も「本当の幼馴染のよう」と、今では息もピッタリ!

<成島監督のコメント>
子供の演出は初めてだという成島監督は、「子供たちのがんばりに大人があおられている感じです。特に二人のボクシングは本物です」と、二人の演技に舌を巻いた。撮影は順調なようだ。