3月31日(月)早朝(日本時間)アカデミー賞監督マーティン・スコセッシによるザ・ローリング・ストーンズのライブ・ドキュメンタリー映画『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』が、ニューヨークのZiegfeld Theaterに満席の観客を集め、プレミア上映が行われた。
通常の3倍!(約120m)もの長さのレッドカーペットには、60台以上のTVカメラと120台ものスチールカメラが並び監督やメンバーのほかやジェニファー・ロペス、ミシェル・ヨー、ジェリー・ブラッカイマー他セレブも登場し、レオナルド・ディカプリオ(混乱を避けるためにレッドカーペットは歩かず)も駆けつけるなど華やかな夜が繰り広げられた。
上映前にはPALACE HOTELで200名以上の報道陣、17台のテレビカメラが集まる中、スコセッシ監督とザ・ローリング・ストーンズのメンバーが登壇しての記者会見も行われた。

Q「この映画は何故、NYのビーコンシアターで撮ろうと思ったのですか?」
スコセッシ監督「ビーコンシアターという小さいステージで撮った方がメンバーと一緒にどうやって作り上げたかという親密感が見せられるからです」
ミック「ライブの観客だけでなく映画の観客にも見せるとなると、会場は小さいほうがいい」
キース「ビーコンは特別な場所。2日間かけて撮影したことでよりよく伝えられていると思う」

Q「なんでマーティン・スコセッシを監督に選んだのでしょうか?」
ミック「最高だから」         
キース「僕たちが選んだんじゃなくてマーティンが僕たちを選んだのさ」

Q「ストーンズの曲の中でどの曲が一番好きですか?」
スコセッシ監督「選べないよ。全コンサートが一曲の歌みたいなものだから」

Q「何故この映画はこんなにうまく仕上がったのでしょうか?」
ミック「(冗談めかして)それは(監督が)演技指導をつけたからさ(笑)」

日本のファンへのコメントとして、
ミック「(日本の公開が冬と知っていて)12月に日本のファンに見てもらうのを楽しみにしているよ」
ロニー・ウッド「呼んでくれたら日本に行くよ」
キース・リチャーズ「(日本の公開が冬と聞き)長い道のりだね、いつでも日本に行くよ」
スコセッシ監督「(この映画はたくさんのカメラを駆使してライブを撮影しているから、)ただライブを見るのとは違うこの映画ならではの楽しみ方ができるよ」と語った。

『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』(原題SHINE A LIGHT)は、この冬日本で公開される。