30日(日)、更なる盛り上げと大ヒットの御礼を兼ねて、吹き替えキャストの西内まりや(ライラ役)成海璃子(パンタライモン役)そして山口智子(コールター夫人役)による舞台挨拶付上映会が行われた。この日の3人の服装はとても春らしく、場内は3人の登場で一機に春めいた感じがした。

冒頭の挨拶で山口は「毎日がチャレンジと冒険だと思うので私たちも頑張りますので皆さんも頑張ってください」とにこやかに話し、現在この作品のキャンペーンに大忙しの西内まりやにMCから話を振られると・・・「大勢の人が来てくれて暖かく見守ってくれて元気をもらってます。これからも続くので頑張ります」と元気よく答えた。また、成海離子は今回、この役を演じた事によっての周りの反応を聞かれると、「実はまだ回りの反応はあまり聞けてません。でも、色々な人からライラの冒険面白そうねって言われます。この作品はCGとかもリアルに出来ていてクマの対決のシーンは見所だと思います」と答えた。
14年ぶりのアフレコについて山口は「女の色気を出して欲しいと監督に言われ、声だけで表現するのは人間の本質を見られるような気がして・・・・」照れくさそうにほほ笑み、場内を沸かせた。

そんな質疑応答の後、巨大な羅針盤の中に入った80cmの巨大なケーキが舞台上に運びこまれ、巨大なケーキを見た3人は「羅針盤がケーキなんて夢が広がる!おいしそう!食べたい」など、目をきらきらさせながら大きな羅針盤ケーキを覗き込んでいた。

引き続き幕張で行なわれた舞台挨拶で西内は、「オーディションから半年経っていますが、受かった当初は実感がなくて。でも、今は大ヒットして嬉しく思っています!」成海は、(高校生になるということで)中学3年間は本当にあっという間に過ぎていきました。色んな作品や人との出会いがありましたが、その中でもライラは中学生最後の作品となったわけで、それは記念すべき嬉しいことだなと思います」と自分の中での節目と『ライラの冒険』での貴重な体験を重ね合わせながら話し、共演者の西内まりやから花束をもらうと、とても嬉しそうにカメラに目線を向けていた。
また、成海の中学卒業をお祝いするという本人には内緒のサプライズもあり、そちらも成海にとっては忘れられない出来事となったようだ。