大ヒットシリーズ『ソウ』の監督:ジェームズ・ワン×脚本家:リー・ワネルが新たに仕掛ける謎と恐怖のホラー映画『デッド・サイレンス』で、映画を恐怖の渦に巻き込んでいく腹話術人形・ビリーが来日しました。当日は、ビリーの通訳をボイスイリュージョニストの第一人者、いっこく堂こと玉城一石(いっこく)さんが担当し、劇中に登場する劇場の雰囲気そのままに、ニッショーホールにて3月13日記者会見を開催しました。

叫び声と、舌を切り裂く物音が場内に響き渡った予告編に引き続き、いつもはジョージや師匠といった仲間と一緒に登場するはずのいっこくさんが、本日はビリーの通訳という事でお一人での登壇。そして、いよいよ今回の会見の主役であるビリーの紹介があっても、なかなかビリーは登場しません。「Help!」どこからか、途切れ途切れに聞こえてくる叫び声。映画と同様に、無造作に置かれた箱の中にビリーが!「舌を切るぞ!」と周囲を威嚇しながらも、映画の見どころを「叫んだら、死ぬ!」と答え、実は日本語が話せるというサプライズ(?)も。また、一人のいっこくさんを心配してか、中盤には師匠も登場し、ビリーとも初対面。それまでご機嫌ななめだったビリーは一転、師匠の前では恐縮し、「尊敬しています・・・」という一面もありました。

「人形を扱っていて、不思議な体験をしたことはありますか?」といういっこくさんへの質問に、「ステージでは10回に1回くらい、人形にモノを言わせられることがある」と恐怖体験を語りました。
夜の一般試写会でも、ビリーはいっこくさんと共に登場し、満員の観客にご挨拶しました。『デッド・サイレンス』の本編には、『ソウ』のジグソウ人形も登場するというトリビアも披露していました。