2006年からリニューアルした映画ドラえもんの新シリーズ第三弾映画『映画 ドラえもん のび太と緑の巨人伝』が本日初日を迎えた。原作者藤子・F・不二雄さんの『さらばキー坊』をベースに、地球の緑の大切さや友情を描いたオリジナルストーリーだ。

初日舞台挨拶にはおなじみの声優メンバーがキャラクターと一緒に駆けつけた。ゲスト声優の堀北真希さん(リーレ役)や 三宅裕司さん(長老ジィ)、吉越拓矢くん(キー坊役)、渡辺歩監督も登壇し、今作への思いや魅力を語った。

関智一さん(スネ夫役)「みんなで気合入れてアフレコしました!」木村昴さん(ジャイアン役)「環境のことについて考えさせられました。」と感無量な面持ちだ。かかずゆみさん(しずか役)は「今日は朝早くからありがとうございます。」と短いながら笑顔でコメント。大原めぐみさん(のび太役)は「これからもドラえもんをよろしくお願いします!」と明るく挨拶した。千秋さん(ドラミ役)は「ゆくゆくは『黄色の半身伝』をやりたいですね。」と会場を笑いに包んだ。水田わさびさん(ドラえもん役)は「藤子先生の“全世界の子供達に夢と希望を”という大切な役目をこれからも頑張っていこうと思います。」とこれからの意気込みを語った。

堀北真希さんは「普段の芝居とは違い、不安なところもありました。演じたリーレが映画と一緒に皆さんの中に残ればいいなと思います。」と静かな語り口で作品を語った。三宅裕司さんは「長老ジィは大切なことをたくさん言っています。大人になったら思い出して欲しいです。」と会場の子供達に訴えた。吉越拓矢くんは緊張した様子で「キー坊になりきって頑張ったので、よろしくお願いします。」と一所懸命に語った。渡辺歩監督は初日を迎え「感動で言葉がありません。」と声を震わせた。

入場者にはドラえもんとキー坊が一緒に仲良くトコトコ歩く【トコトコ!キー坊&ドラ】がプレゼントされた。子供達の喜ぶ顔がドラえもんの魅力を誰よりも語っているのかもしれない。

(Report:Hiromi Kato)