3月8日(土)より、日本公開されるソニー・ピクチャーズ配給のサスペンス・アクション大作『バンテージ・ポイント』のジャパンプレミアが、27日(水)東京国際フォーラム(東京・有楽町)にて行われました。

本作は、米大統領狙撃事件を目撃した8人のそれぞれの視点を、大統領の警護にあたっていたシークレットサービスが追いかけ真相を突き止めるストーリー。本イベントでは映画のストーリーさながらに、来場される著名人ゲストの方々にはシークレットサービスとして本物のセキュリティが警護につくという厳戒態勢でのレッドカーペットになりました。

メインのゲストとして、ザ・ニュースペーパー扮する米大統領候補“ヒラリー&オバマ”の両氏が来場すると会場は大盛り上がり。一般のお客様が日米の国旗を振って出迎えると、両氏はにこやかに観客の歓声に応じていました。

この“超VIP”を迎えるにあたってジャパンプレミア警護の総責任者に任命されたのは、織田裕二さんのモノマネでおなじみの山本高広さん扮するあの青島刑事。“ヒラリー&オバマ” (ヒラリー役:福本ヒデさん・オバマ役:松下アキラさん)の両氏の警護に自ら加わり、任務を全うしました。

途中、一般人がレッドカーペットに紛れ込み、青島が「室井さん、レッドカーペット封鎖できません!」と怒号を飛ばすなど一時パニックが起きましたが、最終的には無事ゲストを警護することができたご様子でした。“ヒラリー&オバマ”はレッドカーペット上で、日本のシークレットサービスの質を褒め称えながらも、「私には資金力がある」(オバマ)、「涙の量では私の方が上よ」(ヒラリー)と来週に迫った3月4日の決戦日である「スーパーチュースデーII」に向け、早くもイベントそっちのけで火花を散らしていました。そのほかレッドカーペットでは、叶姉妹、デヴィ夫人、デーブ・スペクターさんら国内外からの著名人が歩き大きな歓声を受けていました。

先週2月22日(金)に全米公開された本作は初登場1位を記録しました。米大統領選予備選がかつてないほどの盛り上がりを見せる中、大統領暗殺事件をテーマとする本作に注目が集まり、まさに人々の関心が「大統領」に向いていることを如実に示す結果となりました。