日本時間2月25日12時45分(アメリカ時間2月24日19時45分)に、第80回アカデミー賞の発表が行われたが、外国語映画賞にノミネートされ、授賞式に出席した主演の浅野忠信が、授賞式直前と授賞式後に監督のセルゲイ・ボドロフとコメントを述べた。

<授賞式前>
カンヌ、ベルリン、ベネチアとレッドカーペットを歩いてきた浅野も、アカデミー賞のカーペットは初めて。カーペットを歩くにあたって、「今は何もわからないです。でも、歩いたらその時初めて実感が湧いてくるのだと思います」とコメント。

二度目のアカデミー賞レッドカーペットとなる監督は、浅野に「本能のままに歩くだけなので問題はない。“浅野・ハーン”としてどっしりと構えてほしい。浅野・ハーン(王)は、日本のスターのみならず既にハリウッドのスターと考えて良いと思うので、自信を持ってほしい。私のこともセルゲイ・ハーン(王)と呼んでほしいね!」とアドバイス。

また、映画については「とても良い映画を撮れて、本当に気持ちが良いです。自分でもすばらしい映画を作ることができたと自負しています」(監督)、「監督の言ったとおり本当に良い映画で、みんな観た方々が大好きだと言ってくれ本当にうれしいですし、気持ちが良いです」(浅野)とそれぞれ思い入れの強さを語った。浅野と共に渡米したCharaは、ホテルの中継で授賞式の様子を見守った。

<授賞式後、カザフスタンが主催するパーティにて>
とてもすばらしい経験をさせていただきました!! 日本の皆さんが応援してくれたおかげで、本当に楽しい時間を過ごすことができました。感謝します!!(浅野)