「ビッグコミック スピリッツ」で長期連載された、あの伝説の駅伝コミック『奈緒子』が古厩智之監督によって待望の映画化!!

全国ロードショー初日の2月16日(土)、ヒロイン<奈緒子>役の上野樹里、もう一人の主人公・天才ランナー<雄介>役の三浦春馬とそのライバル役を演じた綾野剛、陸上部マネジャー役の佐津川愛美、そして古厩智之監督がシネ・リーブル池袋にて行われた初日舞台挨拶に駆けつけた。

映画上映終了後、監督と出演者が登場すると観客席からは歓喜の声が上がった!
第31回アカデミー賞で新人俳優賞を受賞したばかりの三浦春馬は温かい声がかけられると嬉しそうな表情を浮かべ、ランナー役を演じたということで「撮影が始まる一ヶ月くらい前から部員の人と練習して撮影に臨み、撮影が休みの時も練習していました」と走りこんだ様子を伺わせた。

古厩智之監督は『ロボコン』や『さよならみどりちゃん』といった青春映画に定評があるが、駅伝の興奮と感動をリアルに描いた『奈緒子』を製作するにあたり、「ものすごくシンプルに作ろうと考えて作りました。走ること、生きることそれだけの映画です。足りない細かいところは皆さんに補っていただく作品だと思います。(漫画を原作に映像化することについては)有名な、あまりにもイメージが出来上がっているような漫画ではないので楽だった。『NANA』はヴィヴィアンを着てないとだめ!とかないので(笑)。だから修正がきけて良かったです。テーマを重視しました」と語ってくれた。

 ヒロイン役の上野樹里はこれまで映画『スウィングガールズ』やドラマ『のだめカンタービレ』など彼女の実力を大いに見せつけ人気を博した作品で元気な役柄を演じることが多かった。だが、今回は<奈緒子>という心に深い傷を持つヒロインを演じており、そのことについて聞かれると「今までは何かを着こんでカメラの前に立っていました。今回は全てを脱ぎ捨てて立たなきゃいけなかった。でもそれがシンプルでとても難しかったけど、それを大事に素直に演じたかったんです」と、これまでとは違った意気込みを感じさせてくれる上野樹里の演技は見逃せない。

また、原作コミックの舞台である、壱岐島や長崎市などで行われた大規模なロケーションも見所の一つで、佐津川愛美は「大会のシーン以外は島で撮っていたので皆も島に馴染んで、島の子みたいになっていました」と述べた。

では、最後に一人ずつ映画のPRを!

上野樹里:「良かったなと思った方は『奈緒子』の話を勧めてみてください。
       一ヶ月あっという間に過ぎてしまうので、いろんな人に観てほしいです」

三浦春馬:「自分で言うのもなんですが、結構辛い思いをして頑張って撮った作品なので
       いろんな方に観ていただきたいです」

佐津川愛美:「心に届く作品になったと自信を持って言えるので皆さんよろしくお願いします」

綾野剛:「皆のタスキをいろんな方に繋げていただけたらうれしいです」

古厩智之監督:「樹里が周りの人に勧めてと言っていましたが、走る男の子がピチピチ、
         三浦春馬の筋肉、裸の心になった樹里とで物語が展開していく…
         そんな流れで紹介してほしいです(笑)」

以上、古厩智之監督のコメントで会場が沸いたところで舞台挨拶は終了した。
会場を後にする登壇者へ「映画良かったよー!!」という観客の声が響いていた。

(Report:Masako Imai)