今夏開催、洞爺湖サミットに挑む『ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発』の製作記者会見が行われた。会場には監督、出演者のザ・ニュース・ペーパー、ギララ(着ぐるみ)が登場。場内は笑いの渦に包まれた。

監督:『日本以外全部沈没』では『日本沈没』に便乗して成功したので、今年の便乗は何があるかと考えて、サミットがあることに気づき便乗しようと思いました。サミットが舞台となる映画は世界初だということです!
小泉(松下):鼻筋は通っているが、話の筋は通っていない小泉純一郎です。歴代総理の中で6回という、一番サミットに出席しているんですよ。スーパーサミットを入れたら数え切れないほどです(笑)私のサミットの思い出といえば、アメリカのサミットで記念撮影のときに良いポジションを逃さないよう、ブッシュから離れないように早足で歩いたことですね。それが一番の思い出です。今回俳優として出るわけですが、俳優として一番のライバルは(小泉)孝太郎ですね。彼だけには負けたくない!
安倍君に任せれば党も若返ると思ったんだけれど、まさか宙返りするとはねぇ。そんな安倍君の話を聞きたいねぇ。

安倍(福本):私のような不吉な者が記者会見に来て良いのかと思っていましたが、不幸なギララ、不幸な私でピッタリかなと思っております。おかげさまで体調も回復致しました。心機一転頑張るために、心の整理をつけるため、地元山口に帰り、ご先祖に総理になったこと、総理を辞めたことを同時に報告してまいりました。さぞかし先祖は心の整理がつかないことでしょう。(笑)今年はなんと言っても洞爺湖サミットですが、この開催は私が決めたことです。会場となるウィンザーホテルは眺めも最高セキュリティーも万全でございます。絶対に入れません。だから私は絶対に入ることができません。自分で決めておきながら入ることが出来ないのでございます。。。ドイツサミットではG8と仲良くなったつもりが、追いやられ一人ぼっちだと自覚しました。私に残された再チャレンジはこの映画しかありません!職をとして、途中で投げ出すことになると思いますが頑張りたいと思います。

福田(渡部):特徴もない、花もない首相をどのようにすればいいのか私も困っております。歌会始にかけましてここで一句、「ガソリンで ねじれ国会 火の車」、まあこんなもんでしょうね。洞爺湖サミットは私の念願です。父親はサミットに出ることがありませんでしたので、親子二代の念願ですから、サミットだけはやってから解散したいと思っております。

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(素のご本人たちへインタビュー)
松下:風刺かなと思いきやバカバカしかったり、バカバカしいと思いきや風刺だったり、すごく不思議な映画です。良い機会なので真剣に取り組んでみようかなと思います。

福本:この企画はなくなるだろうと思っていたら、今日記者会見に呼ばれ、正直まだなくなると思っております。許されるとは思っていません(笑)撮影しても信じられないと思いますが、映画館で公開されたら初めて監督と握手したいと思います。

渡部:福田さんはたぶん洞爺湖まで持たないのではないかと思いますので、村長の役を頂きました!私たちをキャスティングしたのは、勇気のあるキャスティングだと思います。

監督:リアルな映画にしたいと思いますので、マジメな特殊メイクをしてもらいたいと思っております。