あの男が、ついにスクリーンにやってくる!!
週間少年ジャンプで連載中の漫画「ピューと吹く!ジャガー」が連載8年目にして、ついに映画化!
原作者は「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」でお馴染み、ギャグマンガ界の第一人者であるうすた京介。
独特のテンションとギャグを、見事映像化に成功したのは『天才たけしの元気が出るテレビ』などでディレクターとして活躍し、深夜番組のカリスマとして活躍するマッコイ斉藤監督。
濃ゆい脇キャラもばっちり実写化して登場、なぎら健壱や酒井敏也、板尾創路、カルーセル麻紀ら個性派俳優が完全再現している。

ミュージシャンに憧れているピヨ彦こと清彦(大村学)は、ふえを愛する謎のふえ吹き男・ジャガー(要潤)と出会い、芸能人養成所「ガリプロ」のふえ科に入学する。そこで、アイドル志望の女の子・高菜(高橋真唯)や、ヒップホップ忍者・ハマー(小木博明)と出会い、赤字のふえ科存続のために奮闘する4人。
しかし、怪しい人物はある企みを持っていて・・・・!?

そんな映画『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』の初日舞台挨拶が行われた。
登壇したのは要潤、大村学、高橋真唯、小木博明、マッコイ斉藤監督。
気になるのは原作ファンの反応だが、どうやら満足できた模様で暖かく迎えられた一同。
観客の中にはふえを持参するディープなファンがおり、小木博明はすかさず「映画館にふえを持ってくるというのはどういう事なのか?」と突っ込んだ。
マッコイ斉藤監督は、8割をアドリブで俳優に任せるという撮影スタイルで「歌のシーンでは台本に何も書いていないので監督に聞いたら“夢で”というキーワードだけ頂いて、それから一人で15分くらいずっと歌ってましたね。」と語る要潤。奇人のジャガーをも演じきった要潤に対し、マッコイ斉藤監督は「天才だと思いますね(笑)」と大絶賛。
100%アドリブだったという小木博明は、なんとラップシーンも自分で考えたとのこと。
監督曰く、「小木君は演技ができないのは知っていたが、その演技ができない感じが必要だった。」と明かした。

もうすぐ成人式という事で、それぞれの成人式の思い出も披露。
成人式は仕事で行けなかったという要潤、高橋真唯、大村学に続き、小木博明はここで初めて語る衝撃の過去を語った。
実家が地主で医者だという小木は地元・板橋区では有名だったようで、成人式で青年代表としてスピーチを区長直々から頼まれたが、当日あがってしまい上手く話す事ができずに、「いまだにトラウマ」だという。
北の国から編という続編も考案中という事で、これからの展開にも期待したい。

監督からも「笑いをわかっている」とお墨付きの要潤のふえ男・ジャガーに会いに、劇場へ!!

(池田祐里枝)