U2、デヴィッド・ボウイ、ビヨーク、ニル・ヴァーナらを撮り続けた
世界最高峰のロック・フォトグラファー、アントン・コービン初監督作品。
ニュー・オーダーの前進として今や伝説のバンド、ジョイ・ディヴィジョン
そのVo.イアン・カーティスが駆け抜けた短くも波乱の生涯を描いた衝撃の話題作『コントロール』。

3月より、シネマライズほか全国順次公開いたします『コントロール』のアントン・コービン監督が来日、都内で記者会見とタワーレコードインストアイベントを開催いたしました。

■来日記者会見■
日時:1月10日(木) 15:00〜
場所:Apple Store, Ginza 3Fシアター

<アントン・コービン監督 コメント>

・音楽について
「最近の映画は全場面に音楽が入っているが、意識的に音を入れない場面を作ることで効果的にした」

・映画の主人公イアン・カーティスについて
「偉大な詩人であり、だからこそ今も多くの人が彼の音楽を聞いている」

・映画監督としての次回作について
「音楽と関係ない作品、フィクション。ロックスターをドキュメンタリー的に撮るのもおもしろいのでは。」

■タワーレコード渋谷店 インストアイベント■
日時:1月10日(木) 19:00〜
場所:タワーレコード渋谷店 4F

イベントでは、数々のアーティストの写真を撮り続け、タワーレコードでもお馴染みの「NO MUSIC NO LIFE」のポスターを撮影されているカメラマン、平間至さんとのトークショーを開催しました。
平間至さんご自身もジョイ・ディヴィジョンがお好きということで、音楽、写真の話などとても貴重なお話を聞かせて頂きました。
またトークショー後には、監督によるサイン会も実施し大盛況なイベントとなりました。

<アントン・コービン監督コメント>
・70年代のマンチェスタームーブメントについて
「当時は今のように娯楽がたくさんなかったため、音楽の比重が大きかった。当時はジャケットを含めレコードを愛していた。70年代の音楽が自分にとって意味があることで、ただ好きだった。」

・日本のファンへのメッセージ
「心を開いて映画のメッセージを感じとってほしい。出演者の演技も素晴らしいので見て頂いて、心に残るような作品になるといい。」

<平間至さんコメント>
・映画『コントロール』について
「ドキュメンタリーのような映画。音の作り方など全てにおいてものすごいリアル感を感じた。見た後に誰かと話がしたくなる映画。」

・アントンの写真、映画のイメージについて
「とても孤独、闇を感じる。まさにそれはイアン・カーティス本人であり、ミュージシャンである。」

2008年3月、シネマライズほか全国順次ロードショー