12月8日(土)に、映画『PEACE BED アメリカVSジョン・レノン』が初日を迎え、翌日9日(NY時間の12月8日=ジョンの命日)にオノ・ヨーコさんによる舞台挨拶が行われました。

TOHOシネマズ六本木ヒルズでは、ジョン・レノンの命日にあたる8日の初日と9日が、全回満席となる出足。「サンキュー!ジョン・レノン」と銘打った献花台を設置し、観客に平和を象徴する白い花を持参を呼びかけたところ、献花は上映回を増すごとに机にのりきらないほど集まりました。

翌12月9日には、ジョンのパートナーで、日本版監修を務めるなど本作に全面協力しているオノ・ヨーコさんの日本では初となる舞台挨拶が行われ、644人の観客に「ギブ・ピース・ア・チャンス(平和を我等に)」の合唱で迎えられ、ステップを踏みながらの入場。ファンとのティーチインも行われ、最後は観客全員が掲げた「WAR IS OVER IF YOU WANT IT」のプラカードの中心に立って記念撮影が行われ、<ラブ&ピース>に包まれた舞台挨拶となりました。
客層は、ビートルズ世代、団塊の世代から20代の男女までと、幅広い年齢層。

■ オノ・ヨーコ(74)コメント:
映画の完成品を観て泣いちゃいましたね。2人の生活のほんの一部だけれど、いろんなことを思いだしました。2人の生活は苦労が多かったけれど、ジョンがいつも笑わせてくれたので、笑いが絶えない生活でした。二人で一番笑ったのは、ベッド・インの時。あれは精神的なもので、実際にはなにもないんですよ(笑)。この作品は、いままでのドキュメンタリーと違って、ジョンの本当の姿を描いた映画です。彼は世界が平和になるように一生懸命働いていました。
このことを皆さんに知ってもらいたいですね。