宮崎駿の新たなる挑戦!!『崖の上のポニョ』主題歌発表!
12月3日(月)にスタジオジブリにて『崖の上のポニョ』主題歌発表記者会見を行いました。
宮崎駿監督、久石譲、藤岡藤巻、大橋のぞみのコメントを頂きました。
〇宮崎駿監督(66)(主題歌/作詞補)
とてもいい歌が出来てよかったと思っています。この歌に負けない様なハッピーエンドに辿り着かなきゃいけないと思っています。幼稚園や保育園のお遊戯の歌みたいだなぁと久石さんが一番はじめに言っていたんですが、そのとおりだなあと思いました。のぞみちゃんの無垢なるものの力に打ちのめされました。(笑)
(作品に関して)今回はオールを自分たちで漕いで、風に帆を張って海を渡ったほうがいいという事で、3Dという技法を捨てて、とにかく鉛筆で絵を描こう方針で作ってます。紙に書いて絵を動かすというのがアニメーションの緒言だから、そこに戻ろうと思ってます。ただ、そのために膨大な量の仕事が溜まっててそれを何とか減らそうと頑張っています。
○久石譲(57)音楽(主題歌/作曲・編曲)
ハウル以来4年ぶりの作品で緊張していたけど、絵コンテを見せてもらって、初めての打ち合わせの時にメロディが自然と浮かんできたんです。曲を作るときに宮崎監督からメモを貰ったんですが、作品への強いラブレターのような内容でした。ストーリーと現実の社会に対していろいろな、散文詩のようなメモが書かれていました。
〇藤岡藤巻と大橋のぞみ
大橋のぞみ(8)
一生懸命、歌いました。(この歌を初めて聞いた時)かわいいたのしい曲だと思いました。
(宮崎監督には)上手に歌えましたねって言われました。
藤岡孝章(55)
カップリングの”フジモトのテーマ”は、お父さんの曲で、日頃の悩みが入った曲なんです。僕らもお父さんなんでその気持ちのまんま詞を書かせてもらいました。フジモトもこんな気持ちなんじゃないかと思って書かせてもらいました。
藤巻直哉(55)
生まれてからかなり経つんですけど、こんなに緊張するのは初めてです。全国のジブリファンに謝らなければならないんですが、ふつうのサラリーマンをやってる親父なんですけど、今回主題歌を歌わせてもらう事になりました。すごくヘタで驚かれるかと思いますが聞いてください。すいません。
主題歌となる「崖の上のポニョ」を歌うのは、ユニット名”藤岡藤巻と大橋のぞみ”。中年のお父さんの悲哀を歌い、団塊の世代を中心に支持されている藤岡孝章(55)と藤巻直哉(55)によるデュオ”藤岡藤巻”と、児童劇団に所属する子役として活動している大橋のぞみ(8)による異色のユニットです。
主題歌「崖の上のポニョ」 2007年12月5日発売! ¥1000(税込)
発売元 株式会社ヤマハミュージックコミュニケーション