12月2日(日)スペースFS汐留にて、「ちーちゃんは悠久の向こう」の完成披露試写会が行われた。上映前の舞台挨拶には、実写映画初主演となる仲里依紗、林遣都、兼重淳監督、そして、主題歌を唄う奥華子が登壇。
舞台挨拶中、12月6日に17歳の誕生日を迎える林にサプライズプレゼントとして、客席からバースティソングの大合唱のプレゼント、そして共演者の仲から花束を贈られ、「こんなにたくさんの人に誕生日を祝ってもらったのは初めてなので、うれしいです。17歳になりました!」と興奮気味に語った。更に、舞台挨拶の最後には、一足早いクリスマスプレゼントとして、奥華子が本作のために書き下ろした「空に光るクローバー」を披露した。
登壇者のコメントは下記の通り。

仲 里依紗:(自分が演じたちーちゃんは)オカルト大好きな処や、思い立ったらすぐ行動する処が自分と少し似ていて、演じ易くて入りやすかったです。林君と初めて会った時は、凄い美男子でビックリしました。隣に並べない!って思って(笑)でも、林君と“ちーちゃん・もんちゃん”をやれて良かったです。
林 遣都:心温まるピュアなラブストーリーです。女の子と一緒に演技するのは、プレッシャーでした。どんな人だろうって不安が大きかったです。しかも“年上”って聞いて、「ウワ〜!」ってなった(笑)でも、仲さんが現場を盛り上げてくれて、(仲さんが)ちーちゃんで良かったです。
兼重淳監督:意識して、原作を忘れようとしました。何度か脚本を書き直したんですが、原作の世界観に近づかなかったので。二人とも一目惚れでキャスティングを決めました。仲さんはCMを見て、林君は事務所に行く途中でふらっと横の道から出てきて、その瞬間時間が止まって…。この作品は、仲里依紗と林遣都の二人の映画です。二人のシーンに力を入れて演出しました。二人の掛け合いや空気感、距離感を大切にしました。その辺りに注目してほしいです。
奥 華子:完成した作品を観たら、脚本を読んで自分の中で思い描いていたちーちゃんともんちゃんそのままで。曲は、監督さんと何度もやりとりをして作りました。観終わった後に、色々な思いで、それぞれ違う風にとらえられる様な曲にしたいと云う思いで作りました。