ドラマ『時効警察』の三木聡監督×オダギリジョーの強力タッグが甦る!東京お散歩映画『転々』が初日を迎え舞台挨拶が行われた。
登壇者は三木聡監督、オダギリジョーさん、三浦友和さん、小泉今日子さん、吉高由里子さんの5人だ。映画『転々』は大学生と借金取りの男二人が東京を散歩するという物語。奇妙さとゆるい感じが入り混じった作品に仕上がっている。

●撮影現場は作品の“ゆるい雰囲気”とは間逆の緊張感が漂っていた。
オダギリさん「三木さんは現場では“戦っている”感じがあります。作品の出来とは裏腹に(笑)そのギャップがとても心地よく感じています。」と笑顔で語り、三浦さんは「オダギリさんが言ったように現場では緊張感がありました。撮影が終わったあと良い経験だったなと思いました。」とコメントした。

●スクリーンに映る“ゆるい雰囲気”は全て三木監督の計算で出されていた。
小泉さん「ここアドリブなんじゃないかって思われるところがたくさんあります。でも台本どおりに皆がやっているんです。」と明かした。吉高さんは「撮影現場で(登壇者の)4人は擬似家族なんですが、優しくてあたたかくて三木監督がそれを見守っているような楽しい撮影でした。」と語り、三木流の撮影を楽しんだようだ。

●挨拶が終わると登壇者のお互いに質問しあうコーナー。吉高さんが三木監督に「作品のアイディアがどんなふうに浮かぶのかが気になるなあって。」と体をくねくねさせながら笑顔で尋ねた。「思い出すことが多いですね。」と三木監督。三木監督いわく小ネタの引き出しはなんと幼稚園の頃から始まっている。「そういうことを追い詰められると思い出しますね。」

●三木監督からは三浦さんにはこんな質問。「町で見かけた今まで一番変な人ってどんな人でしたか?」三浦さんは隣に居るオダギリさんを見ながら「撮影で変な人だったらきわだっていますよね。」と語る。ファッション、髪型まで美意識が反映されているオダギリさんを「良い意味の変人に出会ったなと思いました。」と打ち明けた。「答えは僕ですか?」とオダギリさんが再確認すると会場は笑いに包まれた。

●最後に三木監督。「これだけのキャストでくだらないことをやる機会もあまりないです。自由な見方ができて決して束縛しない形になっています。」と締めくくった。
作品の“ゆるい雰囲気”が伝わってくる初日舞台挨拶となった。

(Report:Hiromi Kato)