これがファイナル!『デスノート』スピンオフ作品に松山ケンイチ終止符を打つ!
『デスノート』、『デスノート the Last name』と世界的な社会現象にまで話題となった作品の待望のスピンオフ映画『L change the World』のクランクアップ記者会見が都内で行われた。
記者会見には、主演のL役の松山ケンイチほか、新キャラクターFBI役の南原清隆さん、父を殺されて復讐する少女・二階堂真希役の福田麻由子、中田秀夫監督が参加。4分の新作フッテージ映像がマスコミにもお披露目された。
主演の松山ケンイチさんは再びLを演じるにあたり「重圧を感じてました。クランクインする2ヶ月くらい前に脚本を頂いて、監督とプロデューサーと話し合いを設けることで重圧は無くなり、“L”という役作りをさせてもらった気がしますし、前作とは違ったLというのが出来上がりました。」とコメント。中田監督は、松山ケンイチさんの印象を「今は、横顔を見ると松山ケンイチ+カムイ(「カムイ外伝」を主演)+Lという感じに見えるんですけど、撮影の少し前に会ったときには、すでにLになりつつあってLが松山くんに乗り移っている感じなっていたんです。」
福田麻由子さんは「シリアスで重いシーンが多くで大変でした。何とか撮り切れてホッとしています」とコメント。彼女を選んだ理由を中田監督は「目つきがいいんです。このシーンは貴方は肉食動物になってくださいという指示に、彼女の目つきが変わってくるのが判って、ドキドキして、本当にびっくりしました。」
『デスノート』が大好きという南原清隆さんは「僕は元々Lが好きだったので、もっと深い話はないのかなと思っていた時にこのお話をいただいたので、ラッキーでした。松山くんに初めて会ったときは、カメラテストのときだったんですが、すでに松山くんはすでにLになっていて、その状態で挨拶をされたので、びっくりしましたね。実際の松山くんは素朴な好青年なんですね。」
タイでの撮影は、実際にジャンボジェット機を飛ばしたり、3年分の保証金を支払って使わせてもらった畑に家を建てて、その家はを爆破したりと日本映画にはなかなかできないスケールアップした作品に仕上がっているそうです。
年末までには、完成する予定で、公開は、来年2008年2月9日より丸の内プラゼールほか全国にて公開。また、日本以外でも同時に公開される予定です。
また、ポスタービジュアルは、映画監督で写真家の蜷川実花によるコラボレーションで、同時にビジュアルキャラブックが2008年1月下旬に発売予定。Lを演じる松山ケンイチさんが最期に見せる映画には描かれないLの日常や素顔が見られるそうです。ほかにも、映画のプロットを書いた有名小説家による小説版の発売など、話題はまだ尽きないようでう。
(Report:Yasuhiro Togawa)