神木隆之介・福田麻由子で贈る、今年一番の感動作『Little DJ〜小さな恋の物語〜』が、12月15日より全国公開することとなりました。
また、第20回東京国際映画祭 特別招待作品として、10月24日(水)にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて上映されました。完成披露試写会となった今回は、上映前に監督と出演者による舞台挨拶が行われました。

主演の神木隆之介は、初めてのラブストーリーに挑戦した感想を聞かれ、「初挑戦だったので、何がなんだか分からなかったです。でもその緊張感が、太郎がドキドキするシーンをリアルにしていると思うので、逆に緊張してよかったなと思いました。恋という物語を通じて、生きるということを改めて考えさせられる映画だと思います。たくさんの人に、生きるとか大切なことを改めて考えてもらえればいいなと思います。」と少し照れながら語った。

主人公の高野太郎が恋に落ちる、相手役・海乃たまき役を演じた福田麻由子も同じく、初挑戦だったラブストーリーについて聞かれ、「まだ恋をしたことがないので、恋をする気持ちがなかなか分からなくて、理解するのが大変でしたが、実際に神木さんとお芝居をしていて、”恋をするってこんな感じなのかなぁ”と分かったような気がします。この映画は観終わった後に、”人を好きになるっていいなぁ”とか、”人を好きになってよかったなぁ”と思える作品なので、皆さん楽しんでいってください。」と感想を語った。

今回の舞台挨拶で役柄を明かさなかった広末涼子は、「本当にこの2人(神木・福田)がすごくピュアでスイートで、何かそれが切なくて。麻由子ちゃんだったり、西田さんだったり、自分自身だったり、色んなところに感情移入をしてしまって、気持ちも涙も溢れました。この作品に関われて本当によかったです。」とこの作品に出演できたことを嬉しそうに語った。

本作品の舞台である北海道の出身、太郎の主治医・若先生役の佐藤重幸は、「北海道出身というよりは北海道在住なので、これが終わったら今日も北海道に帰るんです。」と場内を笑わせ、「北海道民としては、もちろん全国の人に観て頂きたいのですが、北海道の人にも、函館の素晴らしさの再発見ということでぜひ観てほしい。」と語った。

太郎の叔母で看護婦役の村川絵梨は、「本当の看護婦さんと一緒に演技をしたので、浮かないように気をつけたり、実年齢よりけっこう上の役だったので緊張しました。今日はハンカチを片手に楽しんでいってください。」と語った。

太郎の父親役の石黒賢は「皆さんこんばんは、石黒です。Good evening,everybody.」と
通訳の真似をしてみせ、会場を笑わせた。また「神木君の演じた太郎と自分自身が同年代なので、懐かしい想いを感じながら演じました。本当にいい映画なので楽しんでいってください」と語った。

最後に永田琴監督からは、「想いを伝えることというのは、簡単なようでとても難しいと思います。主人公をはじめ、登場人物の想いを一人、一人丁寧に撮りました。必ず楽しんで頂けると思いますので、今日はゆっくり楽しんでいってください」と”人に想いを伝える大切さ”というメッセージを観客におくった。

舞台挨拶の最後には、12月8日にTOKYOFM スペイン坂スタジオで、神木隆之介が公開生放送のディスクジョッキーに挑戦するというニュースが発表され、これに対し神木は、「まさかDJをやらせてもらえるとは思っていなかったので、とても緊張しています。太郎になりきって頑張りたいと思います!」と抱負を語った。
尚、11月1日(木)より本作の公式サイトにて、本番組へのリクエストが始まります。