宮迫博之×仲里依紗×吉田恵輔。夢のようなキャスティング『純喫茶磯辺』クランクアップ!
2007年10月16日、映画『純喫茶磯辺』が東京都狛江市にて無事クランクアップした。
お笑い芸人として不動の人気を誇る宮迫博之が約5年ぶりに主演を務める『純喫茶磯辺』。娘役には、映画『時をかける少女』の主人公・紺野真琴 役(声優)で、その圧倒的な演技力と存在感で注目を集めている期待の新星・仲里依紗が大抜擢された。
『純喫茶磯辺』の店員役に『時効警察』などでコミカルな面を発揮している麻生久美子、ハリセンボンの近藤春菜。そして喫茶店に集める超個性派のお客たちには、ダンカン、和田聰宏、ミッキー・カーチス、斎藤洋介、元妻役には濱田マリなど、豪華なキャストが吉田恵輔監督の才能とオリジナル脚本の面白さに惚れこみ集結した。
吉田監督は、『なま夏』で2006年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のグランプリを受賞し、現在、30代の次世代を担う監督のひとりと注目されている逸材。2007年には、初の劇場用映画『机のなかみ』がテアトル新宿で公開された(レイトショー)。個性的な登場人物、巧みな脚本構成力、キャラクターたちの心の機微を描いた繊細な演出が、業界関係者より絶大な支持を受けていた。
そしてこの度クランクアップを迎えた『純喫茶磯辺』は、いいかげんなダメおやじと多感な一人娘の女子高生のふたり暮らし。そんな親子が経営を始めた喫茶店での物語。ダメ親父ほど愛おしい。馬鹿だけど、必死だから応援したくなる! そんな不器用に生きる親子を描いた”人生応援ムービー!”である。
9月21日に撮入、延べ20日間の撮影を無事に終了し、主演の宮迫博之さん、仲里依紗さんがクランクアップミニ会見を行った。
▼主演の2人、吉田恵輔監督より、クランクアップを迎えての一言コメント。
宮迫さん
「人見知りの僕が、こんなに楽しめた現場はありませんでした。娘役の仲里依紗ちゃんも人見知りということで、初日から3日間ぐらいはお互い”ガン無視”でしたが(笑)、テンションの高い里依紗ちゃんのお陰でその後打ち解け、残りの撮影期間はとても楽しかったです。終わってみると、里依紗ちゃんと本当に親子になれたんじゃないかと、今思っています。出来上がった映画にそんなところがたくさん出ていると思いますので楽しみにしています」
仲さん
「宮迫さんのことをこれからもお父さんと呼ばせて頂きたいです(笑)。宮迫さんとは初めて会った時から面白く、宮迫さんを見るとつい吹き出してしまうので、笑いを堪えるのが必死な現場でした。 私の演じる咲子という女の子は、基本的にはいつもふてくされているキャラなのに、おかしくて、おかしくて、お陰で腹筋が鍛えられました!本当の親子になれた気がします。」
吉田監督
「僕にとって夢のようなキャスティングが出来て、脚本に書いてある以上のお芝居を2人ともしてくださったので、見ていて楽しくて永遠とずっとやりたいな、と思うほどで、でも時間に限りがあるので我慢してOK出してました。まだまだ2人の色んな顔を見たいと思っているので、これからもよろしくお願い致します」
2008年全国ロードショー