10月27日からシャンテ・シネ、Bunkamuraル・シネマ他にてロードショー公開される『タロットカード殺人事件』のテレビスポットに出演が決まったIKKOさんが都内で収録に参加した。

IKKOさん  どんだけ? コンビアン、コンビアン!
−−−テレビスポットは初めてですか?
「今回が初めてですー。ワタシ棒読み女で有名なんですけど、使っていただいて嬉しいなーと思いました。」
−−−緊張しましたか?
「ええ。ワタシ人の倍以上緊張するんですよー。」
−−−練習はされたんですか?
「練習するとますます緊張するので、練習はせず打ち合わせで相手の想いを聞いて、それに応えようと思ってやりました。」
−−−先ほどの「どんだけ?」の後の「コンビアン」というのは?
「あれはフランス語の「どんだけ?」に近い言葉なんですよー。「コンビアン」はよく使ってますよ。以前パリ旅行に行ったときに「How many, how many」って使ってて。それでフランスで「どんだけ?」のフランス語を教えてもらったんですよ。」
−−−世界を「どんだけ?」に染めるんですね。あの動きは?
「二丁目の先輩に「フミちゃん」っていう人がいるんですけど、いろいろな動きを教えてくれるんですよ(身振り手振りで)。」
−−−今日の(テレビスポットの)出来は?
「まだ自分で聞いてみないと分からないですね。ワタシの声はネチョっとしていてコンプレックスがあるんですけど、気を付けないとなって思ってました。」
−−−点数を付けるなら?
「それは自分が決めることではないですよねー。周りの人が判断してくれますから。まあ、喜んでいただければ自分の目標は達成したかな、と思うんですね。」
−−−『タロットカード殺人事件』をご覧になっていかがでしたか?
「サスペンスだけど、ウディ・アレンと主演のスカーレット(ヨハンソン)のコミカルな探偵振りが不思議なリズム感があってとっても素敵でした。犯人かも知れない人を好きになってしまったら、信じようとしてしまうのは、女ならではですよね。ワカルー!ハラハラドキドキだけのサスペンスではないので、大人から子供まで幅広い層の人に観てもらいたいですー。」
−−−IKKOさんの人生はサスペンスですか?
「ワタシの人生もサスペンスですね。ワタシは完璧を目指すんですけど、どんくさくてダメなんですよね。だけど、それがワタシ。」
−−−今年の流行語大賞の自信は?
「「どんだけ?」はワタシが作った言葉ではなくて、もともと二丁目にあった言葉なんですよね。それでワタシも使わせていただいてもいいかな、って思ったときにある番組で「どんだけ?」って使ったんです。そのとき緊張で指が震えてしまったのが、今の「どんだけ?」の形になったんですよー。もし流行語大賞を取れたら二丁目の先輩達に贈りたいですね。」
−−−ライバルに「オッパッピーさん」(小島よしお)がいますが。彼の肉体はどうですか?
「無駄な贅肉がなさそうで良さそうですよね。ワタシ、スジ筋好きなんですよねー。」
−−−今の彼もスジ筋?
「そうですね、もう長いでので、昔はスジ筋でしたけど。年齢とともに変ってきましたね、今も素敵ですけど。」