わずか8歳!2000人の中からオーディションで選ばれ少林寺からやってきた、ちっちゃなカンフーマスター、チャン・チュワンのカンフーが炸裂、『カンフーくん』の舞台挨拶が、現在開催中の第20回東京国際映画祭で行われた。
登壇したのは藤田ライアンくん、藤本七海さん、チャン・チュワンくん、小田一生監督。
チャン・チュワンくんは、舞台上にバク転で元気いっぱいに登場!いきなり会場を沸かせ、その愛らしい姿と確かなカンフーアクションに拍手と歓声が起こった。

藤田ライアンくんは「イケの面太郎ことイケメン役を演じさせて頂きました(笑)体が堅くて、カンフーの先生に思わず相談してしまいましたが、チャン・チュワンくんは僕より年下なのに心も強くてどんなケガをしても絶対泣かないので凄いと思いました。泉ピン子さんも、カンフーができない時に励ましてくれました。」と挨拶し、実際にもモテているのかとの問いに照れながら「そんなことはないです。」と笑顔で答えた。
藤本七海さんは、カンフーくんのスキンヘッドがお気に入りで何度も触っていた模様。「同じ年頃の共演者が多くて、学校のシーンが多かったので毎日学校に通っているみたいにわいわい楽しく撮影できました。役との共通点は、私も弟が欲しいと思っているので、気持ち的には共通しています。撮影中には、好きな子の話とか、カンフーくんの話で盛り上がっていました。」と、はにかみながら語ってくれた。
チャン・チュワンくんは、各質問に簡潔に応える様子がかわいらしく、写真撮影ではカメラマンの要望にも紳士に応じて人気を集めた。「(オーディションに受かった感想は?)それはそれは嬉しいです。
(何歳からカンフーを勉強しているのですか?)4年間勉強しています。
(将来はどうしたい?)ジャッキー・チェーンやジェット・リーのようなアクションスターになりたいです。
(普段は何の食べ物を食べている?)肉です。
(日本では何を食べましたか?)やはり焼肉です。」
小田一生監督は、「初めて子供が大勢出る映画を撮ったので、楽しい雰囲気にしたいと思いました。泉ピン子さんにはとても助けられ、子供たちもピン子さんが来ると笑顔になっていました。」と述べた。

(池田祐里枝)