毎週、渋谷で仲間とファイトパーティーを開催しているギルティのリーダー・アキ。ある日仲間が持ち帰ってきた大金入りのボストンバッグから、アブないやつらの闘争に巻き込まれて・・・ヤバい奴らが渋谷に大集合!
大藪春彦賞・吉川英治文学賞・日本推理作家協会賞の三冠を果たした、垣根涼介原作ドラマ「花より男子」のサタケミキオ脚本、そしてドラマ「モップガール」の片山修監督。息を呑むスピーディーな展開、渋谷のリアルな今を色鮮やかなキャストとスタッフで送る新感覚映画『ヒート アイランド』の初日舞台挨拶が、渋谷某所にて行われた。
登壇したのは、城田優、木村了、小柳優、鈴木昌平、浦田直也(AAA)、パパイヤ鈴木、豊原功補、伊原剛志、サタケミキオ(脚本)、垣根涼介(原作)、片山修(監督)。
客席には、多くの女性を中心に出演者達を迎え、それぞれの挨拶にも「こんにちは!」と元気良く返す光景が見られた。
挨拶前には、この『ヒート アイランド』が世界配給されるというビッグニュースが知らされ、会場の熱気はヒートアップ!世界配給の映画会社、「アークライトフィルム」のゲイリー・ハミルトン氏は「『ヒート アイランド』はとてもエッジが効いていて、スタイリッシュ!!このような日本映画をずっと待っていました!」と本作に期待を寄せている模様。世界進出を控え、海外の反応が楽しみである。
以下、舞台挨拶の模様。

・城田優:「この日を楽しみにしていました。最高のスタッフと、最高のキャストが揃っていて、全ての要素が最高です。純粋に楽しんで貰いたいです。」

・木村了:「日本に今までなかったようなスピーディーな感覚と、見ただけで目を奪われてしまうような映像が沢山詰まっています。」

・小柳優:「楽しんで撮影ができたので、その楽しさが映画に出ていると思う。」

・鈴木昌平:「今回のようないつもの姿とは違った姿で出演しているので、頑張って映画の中の僕を見つけて下さい(笑)」

・浦田直也(AAA):「映画初出演という事ですが、バカな役を演じています。かっこいいバカもいるんだな、と思って頂ければ嬉しいです。」

・パパイヤ鈴木:「(世界配給の話を受けて)日本には面白いフルーツの名前のやつがいるんだなと覚えて頂ければいいなと(笑)スピード感があって、面白い感覚の映画です。映画の方でもヒートアイランド現象ができればいいと思います。」

・豊原功補:「カラコンを入れたり、個性的なヤクザを演じようとアイディアを出しつつ演じました。」

・伊原剛志:「撮影の9割が渋谷で行われていて、今の渋谷が感じられます。何も考えずに楽しめる映画です。」

・サタケミキオ(脚本):「長編の小説を2時間にまとめるという事で、原作の面白さを損なわないように気を付けました。」

・垣根涼介(原作):「映画化に5、6年をかけましたが、非常に大満足の脚本の仕上がりです。」

・片山修(監督):「登場人物が多いのでキャラクター分けが大変でした。」

また、劇中音楽にも豪華アーティストが集結。サウンドトラックにも大いに注目だ。

(池田祐里枝)