あの草刈正雄が、これまでのダンディで二枚目なイメージを180度くつがえすコメディ路線全開の演技を華麗に披露! 逃げも隠れもしない、堂々の本人役で真剣に笑いに取り組む姿は、問答無用で観る者のハートを熱くする。

世界初の親子スーパー・アクション・パロディー映画にして、和製お馬鹿スパイ映画の決定版ともいえる本作『0093女王陛下の草刈正雄』が、9/13公開初日を迎え、舞台挨拶が行われ、主演の草刈正雄を初め、実の娘である麻有、そのほか共演の黒川芽以、彩輝なお、和田聰宏、唐橋充、監督の篠崎誠、プロデューサーの丹羽多聞アンドリウ(敬称略)が登壇し、それぞれ撮影の思い出を語った。

唐橋 「監督とは、ギャグのセンスが合わなくて、口論しましたね(笑)実際はノリノリでやらせてもらいましたけど。昔、漫画でよんでて面白いと思ったことが、この映画で出し尽くせたと思います」 

彩輝 「私は監督とギャグのセンスが合いました。ちみつなギャグは相当面白いと思いますね。こういう作品にでるのは初めてでしたが、後悔はしていません」

麻有 「初めての演技で緊張しましたが、スタッフのみなさんに助けられながら、がんばりました」

黒川 「芝居しながら、笑いをこらえるのが大変でした。笑ってはいけないところで笑ってしまったりして。スローモーションを編集じゃなくて、自分で演技しなくちゃいけないシーンがあったんですが、そこは、すごい大変でしたね」

和田 「自分だけ、まったくボケていないので、ちょっと残念です(笑)」

草刈 「撮影で一番大変だったのは、娘と一緒のシーンでしたね。ついつい口を出してしまうんで、家に帰ってから、一言も口をきいてくれないこともありました。」

監督 「本当、くだらなくてすみません。どうかあたたかく見守ってやってください。映像みながら、つっ込んじゃってください」

10/13 シネマート六本木ほかにて全国順次ロードショー

(Report:Kazuhiro TAKAHASHI)