現地時間9月11日21時より、トロント映画祭SPECIAL PRESENTATIONに正式出品された映画『シルク』のプレミア上映が、トロント市内のElgin Theaterにて行われた。
フランソワ・ジラール監督(44)、マイケル・ピット(26)、キーラ・ナイトレイ(22)、そして日本から芦名星(23)が参加。レッド・カーペットが始まる頃に雨が降り出すが、劇場の入り口は豪華なキャストを一目見ようとする人々で大混雑&大行列。各国のメディアもこぞってキーラに注目しており、彼女の登場に大きな歓声があがった。
西洋シーンの“美”の主役キーラ・ナイトレイに対し、東洋シーンの“美”の主役となる芦名星は、漆喰の着物に美しい黒髪を垂らして、日本の美の象徴として登場。監督から「彼女しかいない」と大絶賛されたほどの美貌と強い精神力がミステリアスな存在感を放っていた。今回の芦名のトロント国際映画祭参加は、映画祭側とカナダの配給会社の強い希望により実現。海外メディアでの彼女の注目の高さが目立った。キーラと芦名は今回が初対面。物語の設定上、東洋と西洋を行き来する主人公のマイケル・ピットが愛した二人の女性が、初めて同じ場所に登場した事となる。約600名を収容する会場で行われた上映は満席で、上映後には拍手が鳴り止まなかった。