シリーズ開始からなんと20年!映画『釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束』は2本のスペシャル版を含め、シリーズ第20作目を迎えた。節目の年なだけに初日舞台挨拶登壇者の喜びもひとしおだ。

●西田敏行
「作品のクオリティはすばらしいものだと自負しております。ご覧いただいたお客様、いかがでしたか?」とハマちゃんが聞くと観客は拍手で答えた。
「その拍手を支えにシリーズ19、20と続ける所存でございます。是非かわいがってください。」と作品にかける思いを語った。

●浅田美代子
「日本一愛されている男、ハマちゃんを一人占めできる幸せにひたっております(笑)。」とハマちゃんの愛妻役を喜んだ。「撮影は田舎に帰るような楽しい気分で入っていました。」

●檀れい
「昨日は緊張して眠れませんでした。多くの方に見ていただいて嬉しく思います。この釣りバカ日誌でほっこりして頂けたらと思います。」

●高嶋政伸
「私も芸能界20周年目です。出演したことは光栄であると同時に大事件でした。撮影中は作品同様大きな愛に包まれ幸せな日々を送らせてもらいました。」とこぶしを握りながら熱く語った。

●石田靖
「撮影中、西田さんの心遣いをものすごく感じました。緊張している僕らのためにCDを自ら持ってきてくれました。本番前には西田夢蔵さんの曲を聞かせてくれ、宝クジ同様映画も当てていこうと(笑)。」

●朝原雄三監督
「20本支えた西田さんと三國さんには尊敬の念を禁じえません。本日はたくさんの人にお越しいただき感激しています。」と嬉しさで言葉が詰まった。

●三國連太郎
スーさんが「すでに20本になりますか?」と聞くとハマちゃんが「先ほどからそのような話を(笑)」とつっこむと会場に笑いが起こった。「僕にとってはこの20本を“一本”にしか考えられません。この20本は走馬灯のように通りすぎていきました。皆さんにずっと見ていただけるのは、作る全体の誠意がにじみ出ている賜物だと思います。」

20周年を記念し鏡開きを行った。幸せと笑いを送り届けてくれたハマちゃん&スーさん。応援してくれたファンに感謝感激の初日となった。

(Report:Hiromi Kato)