9月8日公開を目前に控えました青山真治監督作品『サッド ヴァケイション』が、この度、8月29日〜9月8日まで開催される第64回ヴェネツィア国際映画祭・公式部門の《オリゾンティ部門》オープニング作品に選定されました。
ヴェネツィア国際映画祭のディレクターであるマルコ・ミューラー氏より直々の熱いラブコールを頂き、”世界中から集められた注目の映画”という《オリゾンティ部門》のオープニング上映作品をいう栄誉を授かりました。
現地は雨にも関わらず大勢のファンが集まり、大盛況のなか「サッド ヴァケイション」の青山真治監督を始め主演の浅野忠信ほか総勢9名の豪華な顔ぶれがレッドカーペットを歩きました。海外のファンから「SHINJI!」とたくさんの声援がかかり、海外映画祭常連の青山監督は余裕の笑顔で答えていました。
出席者は一人ずつ名前が呼ばれ、やはり映画祭常連組の浅野忠信・青山真治監督・オダギリジョーの名前の後には大きな声援が湧き、海外での認知度の高さがうかがえました。
宮崎あおいら女優陣もじっくりとレッドカーペットを踏みしめながら多くの写真撮影に応じ、「サッド ヴァケイション」全員が楽しみながらのレッドカーペットとなりました。
また公式上映後には、会場はスタンディングオベーションに包まれながら、青山監督は自らの作品への観客の反応に満足気な表情を見せ主演の浅野忠信とガッチリと固い握手を交わしました。
会見後の会場の外では、観客から声をかけられた役者陣が気軽に感想を話すなどといった海外の映画祭ならではの光景も見受けられました。

日時:
8月31日(金)レッドカーペット 11時〜(日本時間:8 /31 17:00)
8月31日(金)公式上映後、会見 13時30分〜(日本時間:8 /31 20:30)

場所:「Sala Grande」(伊・ヴェネツィア)
出席者:青山真治(監督)、浅野忠信、石田えり、宮崎あおい、板谷由夏、オダギリジョー、光石研、とよた真帆、高良健吾
内容:レッドカーペット/公式記者会見

レッドカーペットコメント
浅野忠信
「雷や異常気象が起きるのは何かの前ぶれ(イイ予感)!がんばります!!」
宮崎あおい
「まだ実感がないですけど、何かがはじまるな、って気がします!」
板谷由夏
「みんなでおしゃれして出かけるのはすごくハッピーです!」
公式会見コメント
青山真治監督
「お笑いになられるかもしれませんが、本当にいい映画でした。」
浅野忠信
「”ケンジ”という役(を演じること)が多く、前にもイタリアで男優賞(コントロ・コレンテ部門主演男優賞)を頂いたので、(今回も”ケンジ”役なので)また良い結果がでればいいなと思います。」
宮崎あおい
「”EUREKA ユリイカ”ではオーディションを受けて出演したけれど、今回は(青山)監督に呼ばれて参加できたことが嬉しかった。監督がいて”EUREKA ユリイカ”があったから自分はここまでこれました。青山組のスタッフは家族みたいに支えあっているのがすごく好きです。」

Q:どこが成長しましたか?(青山監督に)
青山監督:こういう風に皆の前で上映して、いい映画だなと言えることが一番成長したところだと思います。