8月18日(土)に初日を迎えました「ベクシル 2077日本鎖国」。
2日目の19日、新宿ジョイシネマにてキャストが舞台挨拶を行いました。
舞台に上がったのは、声優の朴璐美、柿原徹也、曽利文彦監督が本作に対する思いや、アフレコ秘話を語りました。

まずはゲストが一言づつご挨拶。

柿原:おはようございます。朝早くからお集り頂き有難うございます。
お目にかかれて嬉しく思います。

朴:おはようございます!起きてますか?若干、寝気味ですね(笑)  私も眠いです。
ベクシル、昨日から公開でしたが、この公開をとても楽しみにしていました。
皆さんはこれから見るんですね。 楽しんで欲しいです。

曽利:朝早くから有難うございます。ベクシルは昨日から公開されましたが、全国の皆さんに見て頂き、
そして温かい良い反応を頂き、ほっと一安心しています。

ベクシルを見ての感想は? アフレコは大変でしたか?

柿原:一言、凄いんですよ。
自分が想像していたCGアニメというのは、これってCGだよなぁ、と分かってしまうものだったのですが、
ベクシルを見たとき、これは何なんだ?という どう見ても実写だと思える豊な表情の変化など
日本のCG技術の凄さを目の当たりにし驚きました。
それに加えて、脚本の素晴らしさ、監督の演出に合った黒木さん、谷原さん、松雪さんの声でのお芝居など
素晴らしいです。兎に角、早く見てもらいたいです!

普通のアニメと違い、CGは動きがよりリアルでした。外画の吹き替えと同じかと思っていましたが
一文字もずらせないので、合わせるのが大変でした。しかも、動きが人間の動きよりも滑らかなので。
頑張って挑戦したお芝居でした。

朴:柿原さんが熱く語るのも分かるくらい、凄いです!実写よりもアニメよりも妙にリアルで生っぽいんです。
最初はこの世界観に入り込むのに時間が掛かるけれど、すぐ自分の中に染み込んで来て、その凄さを実感しました。

表情がとても分かり易かったです。実写よりも生っぽい感情が出ているんだと思います。
でも、口に合わすのは大変でした。また、シーン毎に撮っていたので、シーン毎の気持ちを入れることが出来たと思います。

世界からの注目が高く、既に129カ国もの国での上映が決定しているベクシル。どう思われますか?

曽利:企画の段階から世界コンテンツとして考えていましたが、こんなに沢山の国での上映が決まった事は
想像以上で嬉しく思います。日本のエンターテイメントを世界に輸出するので責任を感じています。
製作中は苦労も勿論ありましたが、楽しかったです。
普段声優の方とのお仕事する機会が余りないので、
朴さん、柿原さんとお仕事が出来て非常に面白かったです。
お2人ともオフは凄く面白い。でも、収録時はきっちり入れていただいて、お芝居での声の大切さを認識しました。

では、最後に一言。

柿原:僕が語るよりも、早く!皆さんの目に届けたいです。
ベクシルの中で描かれる日本鎖国ー。この中で鎖国されている人の心と心のつながり
など、大切な何かが皆さんに伝わればと思います。こういうふうに生きていこうとか
人と人との心の繋がりなど、この映画を見て気付いた大切なことを明日から
持っていって貰えたらと思います。

朴:アクション、スピード、テンポと飽きさせません。
ずるずると惹き込まれるこの世界観と監督のメッセージが心に残る作品です。
楽しみつつ、心を動かしつつ、ベクシルから発せられる何かを
持って帰って下さい。

曽利:アニメとも実写とも違う新しい世界ですが、初めの数分間で慣れてくるはずです。
どんどん世界に広がっているベクシルを楽しんでご覧下さい。