300年に一度の奇跡がやってくる!
夏——徳島・鳴門を舞台に、高校3年生が“阿波DANCE”を生み出す。「踊る阿呆に見る阿呆」を描いた国民的青春映画『阿波DANCE』の初日舞台挨拶が行われた。
登壇したのは、榮倉奈々、北条隆博、橋本淳、尾上寛之、高橋克美、長江俊和監督。勝地涼は舞台の本番中のため欠席で、6名の挨拶となった。
それぞれ映画についての思い出を語り、本編同様に出演者たちの元気でわきあいあいとしたやり取りで会場は大いに盛り上がった。

長江俊和監督:「撮影は昨年10月、11月に行ったので、ラストの阿波踊りのシーンは夏の雰囲気が出るか心配でしたが、鳴門の方々にご協力頂きエキストラも2000人ほど集まって寒かったにもかかわらず、皆のパワーでアツいシーンになりました。」

北条隆博:「茜とのデートで訪れた大塚美術館というところが印象的です。」

橋本淳:「食堂で卵を何個もぶつけられるシーンの撮影で、その状態のまま何時間も待機していたら卵が乾いて大変なことになりました(笑)せっかくそんな思いをしたのに、映画では音しか使われず残念です。」

尾上寛之:「ラストシーンは、皆体力の限界でしたが裏側で映っていない人たちは、撮影している人たちを笑わせようとしていたり、そんな楽しい雰囲気が映画にも出ているのではないかと思います。」

高橋克美:「榮倉さんに負けないくらい練習しました。ざっくり言ってしまえば、割と踊りを吹き替えています。足元がするどいな、と思うところは僕じゃありません(笑)スタッフの方曰く、吹き替えの方と僕の立ち姿が後ろから見るとそっくりだったらしいです。」

榮倉奈々:「私は吹き替えじゃありません(笑)毎晩ダンスを特訓したので、皆となかなか話す時間もなかったのですが、最後の方のシーンでは皆と仲良くなれていて楽しかったです。見て、阿呆になれるくらい楽しくなって頂ければ嬉しい。」

(池田祐里枝)