—人は生きるために戦う。まるで狗のように—
殺し屋と刑事が噛み合う過激なバイオレンス香港映画映画『ドッグ・バイト・ドッグ』が初日舞台挨拶を迎えた。今作で刑事役を演じたサム・リーが登壇した。映画『ピンポン』でチャイナ役と言えば彼を思いつく人も多いだろう。
「おはようございます。お久しぶりです!」と日本語で挨拶をこなした。

「最初にこの脚本をもらったとき自分は殺し屋役かと思っていました。けど監督から“君が殺し屋役って当たり前だ。君は刑事役をやって欲しい”と言われました。今までにないくらい脚本を何度も読みましたね。どんな刑事をやればいいのか監督とも何度も監督と話しました。」
脚本を読み直して、撮影中はほとんど眠れなかったという。
「ふらふらな状態で撮影に行きました。すると監督は“寝ていない演技が欲しかったからちょうど良かったよ”と言われましたね。(笑)」

共演した殺し屋役のエディソン・チャンについて「かなり成熟した役者になっています。芝居もかなり上手くなってきています。」と絶賛した。

MCに「そうですねえ」と流暢に日本語で返す場面も!ちゃめっけたっぷりの彼のファンサービスに観客はますます虜となった。

(Report:Hiromi Kato)