すでに、世界で7億ドルが見えたといわれ大ヒット公開しているマイケル・ベイ監督最新作『トランスフォーマー』。キャンペーンのため、出演のジョシュ・デュアメと共に来日、都内で記者会見を行った。
自他共に認める日本のアニメファンとマイケル・ベイ監督と、アニメ版の「トランスフォーマー」の主人公・コンボイのキャラクターTシャッツを着たジョシュ・デュアメが映画のエピソードを語ってくれました。

−−−兵士を演じるに当たって、海兵隊に入って訓練してそうですが・・・
ジョシュ・デュアメル「撮影に入る前に、監督から“キミたちを苦労させるタイプの監督だからしっかり訓練しておいて”といわれたので、自分でもかなり体力を作って参加しましたが、それでも監督には足りなかったようです。」
マイケル・ベイ「ジョシュは、あんまりよくなかったね。(笑)いい監督がついてたからよく見えるよ(笑)いい顔してるでしょ?彼は、主役取れる顔だからね」

−−−大ヒットしている要因は?
マイケル・ベイ「『アイランド』を撮り終えた時に、スピルバーグが電話があって、『トランスフォーマー』やらない?って言われ、軽く返事をしたんだ。バカなトイムービーやるかって思っていたんだけど、ハズブローの本社の会議室で、日本のアニメのスチール写真が飾ってあるのを観て、どんどんイメージが膨らんできて、ものすごい大作が撮れるかもと、このときに僕のスイッチが入ったんです。」

−−−日本への期待は?
マイケル・ベイ「公開前に成績などのことを語るのは、縁起が悪いので、腕にお守りもつけてるんだよ。世界中で7億ドルくらいいくと思うけど、制作費が1億5千万ドルだから素晴らしい成績だよ。日本はアメリカに次ぐマーケットだから、期待してるよ」

−−−続編作は?具体的なイメージは?
マイケル・ベイ「次回作の撮影は日本で、しかも富士山の上で行いますよ。冗談だけどね(笑)」

明日は、ジャパンプレミア、コミックマーケットの会場となっている東京ビックサイトで何かがトランスフォームするらしい。

(Report:Yasuhiro Togawa)