話題騒然!絶大な口コミと多くの観客に愛され、公開5週目にしてBOX OFFICE TOP10入り、この大ヒット御礼でユースケ・サンタマリア、塚地武雅、佐藤祐市監督がトーク&ティーチインを行った。

(上映後のティーチインという事でネタバレがありますので、ご注意下さい。)

盛大な拍手に迎えられゲスト登壇。
ユースケ・サンタマリア(以下・ユ):こんな熱烈な歓迎を、すげー
MC:ちなみに、会場の皆さんの中で2回以上見に来られたという方!
(場内ほぼのお客さまが手をあげる)
塚地武雅(以下・塚):うわぁ!すげぇ!リピーターだらけ!!すごいみんなありがたい。
ユ:みなさんにホント拍手ですよ。
塚:いやぁ、ホントみなさんが一番番宣してくれてるんじゃないですか?友達とかね。
ユ:口コミとかね。みなさんのおかげでね。
MC:まさにこれ大ヒットじゃないですか?
ユ:これはホントにね、口コミってね言いますけどもホントにあるんだなって。「間宮兄弟」以来の。(笑)口コミのすごさがね。すごいですよね。公開週よりも翌週の方がさらにまた成績が上がって。
塚:公開時なんて30館ぐらいしかやってなかったんですよね。ほんとみなさんのおかげですよね!
MC:これもみなさんがいろんなとこで愛すべき作品と言い続けたおかげですかね。
ユ:ホントにそうですから。今日は男前チームがちょっと来れなくて、残念に思ってる方もいるんじゃないかなと。
塚:バラエティ班かいっ!みたいな。(笑)
ユ:しゃべり担当が来ただけかい!ってね。小栗くんも小出くんもドラマがあってね、3人にまかせたと言われました。
MC:塚地さん、今日こうしてみなさんの前でいかがですか?
ユ:それよりも、塚地くんさっきから立ったり座ったり。
塚:このイス僕の足の長さに合わないんですよ。これはイケメン用のイスでしょ?(笑)
ユ:塚地くん、立ってても座ってても身長が一緒なんだから。(笑)
塚:ほんとこれはありがたいです。なんかそういう映画のランキングも1位になったりしてるらしくて、みなさんのおかげです。
MC:監督いかがですか?
佐藤祐市監督(以下・監):感無量です。もうみなさんに感謝です。ありがとうございます。
MC:今回はティーチインという事で。質問を受け付けたいと思います。今日は映画の質問に関して全て答えようということです。

Q:予告編を見る限りでは如月ミキちゃんの顔は最後まで見れないのかなって思ってたんですけど、この辺については監督の中で顔を見せる見せないは決まっていたんですか?
監:ちょっとそれは答え・・・られますけど(笑)僕の中では、彼らの話してる内容が虚であり、真実であり、ホントに如月ミキは実在しているのか、こんなコアなファンに愛されていたという現実感を出したかったんです。そうすることによって、彼ら5人がかわいく見れないかなと思って。最後ユースケさんにブーブー文句を言いながら、もう出来ませんとラッキー池田さんの前で土下座するぐらいの所を、これはDVD特典映像が付きますからとお願いして踊ってもらいました。そういった意味でミキちゃんの顔が見れる事によってより5人がひとつになっていったというのに、繋がればいいなと思って最後の最後に顔は見れるようにしました。しかも歌はうまい!
ユ:撮影中はまだ分かんなかったんですよね。僕たちも知らなかった。監督に聞いてもまだ分かんないという事で、映画を観たら顔が出ててよかったなと思って。実際撮影で会ったらすごくかわいい子で、もったいないなと思ったんですよね。

Q:どうしてもオダ・ユージさんがらみの場面がとても気になって、その場面を演じてどうだったのかなと。
ユ:初めて脚本を読んだときからオダ・ユージだったんです。絶対これやるけど、織田さんには許可もらってるの?って聞いたらまだだって。ちょっとまて!と、ぜひ織田さんに了承を得て来いと、そしたらあっさりOKしてくれたみたいで。僕はやっぱり『踊る大捜査線』に関わった者として僕がやればカドも立たないだろうと思って。だからこそ、僕に話しが来たんだと思うんだけど。

Q:安男さんの役はなんで塚地さんだったんですか?(場内笑い)
塚:不服ですかっ!?えぇ!?ミスキャストって今言われたらどうしましょう!
監:ちょっとミスキャストでしたね(笑)いやいや、彼氏っていうとかっこいい人のがいいっていうのがあるから、それを裏切ってかわいらしいひとっていうのでちょうど塚地さんだったんです。
ユ:でもね、絶妙な安男は塚地くん以外もういないですよ。
監:僕もそう思います。

ユ;あっという間ですね。こうやってみんなと話しがっ(目頭を押さえる)
塚:あぁ、泣いちゃったよ!(笑)
ユ:楽しい時間を過ごせました。みなさんノリもよくて。こうやってまた『キサラギ』で喪服を着れるなんて思いませんでしたし。この次はあとの3人もでこういうことができたらいいなと思います!
塚:ホントにこうやって出来るのがみなさんのおかげでヒットしたからで、これからもまた見にきて下さい。これからも応援よろしくお願いします。
監:本当にありがとうございました!

(Report:にいざわ あきこ)